ちょっと一言です。

ラファエルさん

またまた余計なことですが・・。

ララ物資って当時米国の復興援助物資・・その主なものは日本本土上陸作戦用の作戦資材だったそうですがその殆んどはヨーロッパ向けで日本へはまったく行かなかったんだそうです。 

それに気がついた日系米国人(浅野さんとお名前も分っているのですが)が音頭をとって日系市民に働きかけて募金をして送り出したのがララ物資なんだそうです。過剰生産のストックの脱脂分粉乳を大量に買い上げて日本へ送りだす。 米国政府はあまり良い顔をしなかったそうですが日系人の援助しょうくを薄める団体をつくることで許可が出た。したがって占領当局は日系米国人が関与していることを発表することを禁じたとか。

その後は米国政府の関与する援助に切り替えられて脱脂粉乳、とうもろこし他が引続いて送られるが、この部分は戦後しばらくたって、この資金は債務なんだから返せ・・と米国政府は言い出した。もちろん西ドイツ政府へも同じように取り立て請求したんですが。

ララ物資が戦後の子どもの命を救った事実の裏にはこんな事情があることと私も最近知りました。

てっきり米国政府の善意の援助・・だとその時まで信じていました。

ちなみに私は終戦が11歳。 脱脂粉乳のおこぼれには幸か不幸かあずかりそこないました。

本筋とはまったく関係ないお話ですが・・・。   

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