空港へのアクセス

再び、こんにちは。

再建の青写真、年金と空港へのアクセス。
同感です。

年金だけでなく、給与制度・福利厚生制度は抜本的に見直すべきでしょう。
GMやクライスラー同様、一旦国家管理にして、そういった「膿(と敢えて言います)」を出し切るべきでしょう。

欧州では国内市場で競合もあるはずですが、上手く協業もしている。
こういうところは見習うべきですね。

一方、日本の国内市場についての見方はやはり違います。

欧州を例にとっていらっしゃいますが、日本の3倍以上の人口を擁し、10倍以上の面積を有するEUと日本を同列に並べることはできないでしょう。しかも、日本の女性人口の25%が「高齢者」という事実。

また、その首都乃至首都級の都市と、日本の地方都市も同列に並べてはいけないでしょう。

観光需要だけでなく、商流や政治の流れもある。ブリュッセルは欧州政治の中心都市の一つだし、事実上の金融首都であるロンドン、欧州中銀所在地のフランクフルト・・・

北海道の経済規模はそれなりなんでしょうが、対沖縄に大きな商流があるとは思えません。

そんな欧州でも、パリ-ブリュッセルは航空便はもうないのではなかったでしたっけ。
それに、ロンドン-パリ、ロンドン-ブリュッセルの旅客シェアはユーロスターが3分の2以上占めているのではなかったですか。

やはり陸路の利便性が上がればそちらに流れるのは必定。

国内市場はベースとしてあるかもしれませんが、成長市場とは言えません。

そんなこんなを考えての冨山氏のプランに期待したいと思います。



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1件のコメント

  • Re: 空港へのアクセス

    こんばんは!

    レスありがとうございましたm(__)m

    EUと日本を単純比較するつもりはないですが…

    世界一の旅客輸送量を誇る路線はココのところずっと、東京-札幌だったと思います。
    確かに政治・経済・人・金・モノなど東京に一極集中していますが、日本の地方都市の規模だって世界的に見てそんなに小さいわけではありません。
    羽田空港の国内線利用者って年間6500万人程度だったかと。
    海外航空会社が国内線事業に参入できない現在では、これが日本の航空会社の利権といってもいいでしょう。
    国内線でB747やB777が当たり前に飛んでるのって日本だけです。
    ヨーロッパではA319やA320ならいいほうでF100なんて普通にハブ空港間にも就航しています。米国だってB757やB737,A319,DC9などです。
    羽田-伊丹なんて通常30分間隔でB777ですからね。しかも夕刻の東京行きは連日満席。
    新幹線の方が大量輸送できますし、1時間に5本程度。時間が正確。普通席ならシートピッチも広くはるかに快適。でも、これだけ需要があるんですよ。東阪間って。


    都市の規模で見たら、東京(首都圏)は、パリやロンドンの数倍規模。
    関西圏だってパリより少し小さい程度です。

    陸路の整備って言っても、人口、経済規模が縮小傾向のこの国に、以前国鉄が張り巡らしていた鉄道網のように新幹線を通したって、第二の国鉄になるだけです。高速道路がもう第二の国鉄になってます。政権交代で無料化すれば国道ですから少なくとも国鉄のようにはならずに済みます。
    地方を活性化させるように考えるなら、それぞれ地方が観光なり産業なりそして交通アクセスのインフラを整備するなりして競争力をつけなければ衰退の一途でしょうね。
    何もしないで「地方格差」とか騒いでも何もよくはなりませんよ。その点宮崎県知事は頑張っていると思います。東京から各都市に陸路整備するよりも、現在ある空港と近隣都市間+近隣観光地の陸路のインフラ整備が必要なのでは?空港も、航空業界もそしてその都市も恩恵を受けます。


    話それちゃいますが、よく成田が不便だとか、成田は仁川や香港にアジアのハブの座を奪われるなんて言う方がいらっしゃいますが、成田ってハブ機能を持つ必要が少ないんでそれでいいんです。
    羽田空港も、路線図だけ見ると巨大ハブ空港のようにも思えますが、乗り継ぎ客より最終目的地の乗客の方がはるかに多いです。ここ数年で、地方都市-地方都市の直行便が大幅に削減されてしまいましたので、羽田乗り継ぎ客も増えてはいますけど、それでも東京行(発)の乗客の方がはるかに多いかと。
    ハブ&スポーク構想自体がもう時代遅れです。これからは、機材の小型化などによりP to P そう、直行便です。日本の航空会社は赤字を理由に時代を逆行している可能性がありますね。

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