日本XXはみんな消えるか、傾いています。 

政権交代の方はやっと緒について、これまでの長い長い間の利権体制が大きく変ろうと(している筈ですよね)しているようですが、産業経済界ではとっくの昔に<日本>を頭にいただいた名前の会社は消えるか、傾いた末の再スタートで新の字がついています。

話題の日本航空さんがそのままで生き残ってきたのが例外中の例外でしょう。 ですからこの辺で大きく変るのは時の流れの必然・・なんではないでしょうか。

昔は、つまり多分今でも、旧華族、戦前からのお金持ち、有力政治家、高級官僚、財界お歴々の御曹司が社員の中にゾロゾロ。 円安時代に海外駐在費用を外貨建て基準で決めていた後遺症をいまだに給与体系にひきずっていて、その辺のサラリーマンがビックリする様な年間給与、賞与基準。

勝手の円経済の上り坂ムードでのザックザック利益体制の中での組合構成。無計画な航空行政と地方のゴリ押し地方空港への官僚ぐるみの不採算路線への就航。

つまり 空の<八つ場ダム>みたいなものでしょう。

かといって もう一つの航空会社もお世辞にもメガキャリアとは言いがたいのでは。

メジャー新聞(これも矛盾を抱えていまや斜陽といわれていますが)の後押しと運輸官僚の大ボスがこれもあやしげなボートレース運営ボスの後押しで作り上げた<今に見ていろオレだって・・>精神のなりあがり、儲かるならば何でも有りの航空会社でしょう。

いまどきの黒字は確かに評価できますが、それでもその国際路線網の7割?(チト大げさかな)は相互乗り入れと称する手抜き就航ばっかり。 UAを中心とするマイルシステムの乗っかって客を集めるのはいいのですがいまだに海外でのサービス体制は現地側航空会社任せで、殆んどの現地駐在員は急場の間に合わない(のだとか・・この部分は伝聞です)のは人数的にも個々の能力的にもです。

・・で 私は心配していません。 今までの政治家や官僚との腐れ縁さえ断ち切ってやればまだまだ飛び立てる力は充分あるとみています。 公共交通網の基幹のひとつとしての航空網の重要性はこれからもかわることはありません。そして公共交通機関の重要な責任の一つは継続性です。

路線の廃止・・は建て直しのためにはやむを得ないでしょう。しかし必要なら懐と相談の上の再開は難しいことでは有りません。 

もう少し あったかく見守りませんか。 

私としては 再出発の事始は「 JALのマークの上についたペケ印 」を外すことからはじめたいのですがいかがでしょう。

 

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1件のコメント

  • 【無計画な航空行政と地方のゴリ押し地方空港への官僚ぐるみの不採算路線への就航。】

    ぼうふらおじいさん今晩は~~~

    まさしくさすけねえの行っている「我田引空路」そのものですね。

    【空の<八つ場ダム>】…座布団3枚

    しかし、その責任を国民が取ることはもうイヤです。

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    その責任を国民が取ることはもうイヤです・・・・

    さすけねえどの

    イヤといわれてもここまでほおって置いたのは みんなの責任です。 

    八つ場ダム予定地の人たちには気の毒ですが、どこかで出てくる必要な痛みですというのなら、この会社のことも同じではないでしょうか。 つぶせ!といわれていますが 今の政府案?だって一種のつぶせ案です。

    よその国の航空会社がそれぞれ倒産の道を踏んだのだから・・と皆さまは言いますが、日本の倒産とはいささか違うようです。 今度の政府案の根っこにはこの外国流の倒産の仕組みが有りそうな気がしています。

    華やかで肩で風切っていた大会社とその社員が嬉しそうに袋叩きの対象にされているのはあんまり楽しく有りません。 

    もう少し見守りませんか。 

    私たちの周囲の今の状況は多かれ少なかれ私たち国民の今までの選択の結果です。

    風向きが少し変りかけた・・と思っています。 

    多少の不満はあっても老後?の海外旅行を楽しめる余裕をお持ちのさすけねえどのは 少し昔の人たちより数段良い暮らしのはず。 それもこれも全部自分だけの甲斐性とお思いでしょうか。

    良い結果も悪い結果もそれぞれに受け止めることも覚悟の一つでは。

    なんてエラソウナことを書いてしまいました。

    いえ 結果がどうあろうと ”さすけねえ”と受け流すのが良くも悪くも われらが大和オノコ。

    まあ お手並み拝見とじっくり構えませんか。