日本にメガキャリアは必要、でも二つはいらない

9/26土曜日の朝日新聞朝刊に、JAL再建チーム、冨山和彦さんの

 日本にメガキャリアは必要、でも二つはいらない

という趣旨のインタビュー記事が掲載された。

国土の狭い国、スイス、ベルギーで航空会社がどうなったか。

海外のルートを外国のキャリアに依存するのは、国家危機管理上、
極めて不健全。

等など考えるにつけ、まったく冨山さんのご発言の通りだと思う。


それにしても、こういう人が(自由民主党の)政治家か、国土交通省に
いれば、もう少し早く再建ができたか。

 いや、ここまでの体たらくになったからこそ、大鉈を揮える

ともいえるが、ここに至る間にいくらでもチャンスはあったはず。

年金の問題にしても、Pで始まる大阪本社の某大手家電メーカーは
散々批判されながらも、OB分を含めて大改革を行った。

何故、それができないのか。

会社が潰れて、雇用が維持できなければ、企業内組合なんて
無意味なんだし…。

何れにせよ、有為の人材は民間にいるということだ。

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1件のコメント

  • Re: 日本にメガキャリアは必要、でも二つはいらない

    トベロラカシさんおはよう~~~

    そうですか?、さすけねえは2社体制が良いと思っていますが?

    A●AとJALは、アシアナと大韓航空のようにすべきだと、中国は遠距離専門の中国国際航空とそれ以外の中国東方航空とかに棲み分けていますが、1社はまずいのでは?

    JALはあの「近距離路線会社」を吸収合併したから無理があったのではないでしょうか?

    地方のバス会社はローカル路線を切り捨てていかに乗客の多い路線だけを維持しようと必死です。

    その穴埋めは市町村が代替交通機関で(例えば乗り合いタクシーとか)やっています。

    JRの新幹線が通過したあとの在来線もそうです。

    これから路線撤退した国内線は路線の両端の県出資の「●●県△△県JV航空会社」でもつくるしか無いのでは?

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    貴殿の考えとは矛盾していませんよ

    メガキャリアが一つでいいと言っているのであって、どちらかを潰せとか二社を合併しろと言っているのではありません。

    冨山氏の主張は、アメリカや中国のように巨大な国内市場(国土)をもたない、かつ鉄道網が発達している、かつ人口減少国家であるわが国で、同じようなビジネスモデルで競合する2社体制を維持するのは、国内市場の健全化という内向きの視点では必要だが、オープンスカイを前提とした世界市場を展望すると、共倒れリスクが高まる、ということです。

    また、仰るような、地元利益誘導政治の下、日本中に高速道路と新幹線を敷こうとした政府の見識のなさを、地公体と地元住民が穴埋めしている現状認識も否定しません。