イスラム教国を旅行するとき、ラマダンを避ける人が多いだろう。
私もそうだった。
今年、エジプトのカイロで、ラマダン(断食月)を過ごした。
ラマダン中、イスラム教徒は、日の出から、日の入りまで、すべての飲食を断つ。
アラブの中でも、特に強烈なエジプトー
そのエジプトのラマダンはー
いつもと違うことはー
ジュースやお菓子を売っている小売店が、半分以上、閉まっていた。
酒屋も閉まっていた。
外国人が行くレストランでも、アルコール類は、出さないそうだ。
博物館なども、閉館が早くなるそうだ。
ただ、コーヒーショップや喫茶店などは、開いていて、客もいた。
ジュースを買って、店員の前で飲んでも、何も言われなかった。
(警官には、見つからないようにしよう)
注意して見ていると、エジプト人も、こっそりと、水を飲んだり、食べ物を食べたりしていた。
酒飲みには、つらいだろうが、そうでなければ、ラマダン中も、イスラム教国への旅行は、それほど支障はないことがわかった。