先日、新彊ウイグル自治区の旅から帰ってきましたが、ヤルカンドでひどい体験をしました。
カシュガルからバスでヤルカンドのバスターミナルには2時頃に着きました。
時刻表がないので翌日のホータンへのバス時刻を聞こうと思って窓口に行ったら大行列。仕方なく並んだのですが、これが1時間たっても全く進まない。進まない原因は3つありました。
①最前列にいても横からの割り込みが多く、しかも窓口職員はその割り込み客に切符を売っている。
②その割り込み客はダフ屋で20枚30枚と買う。そして1つ買っても側にいる他のダフ屋の注文を聞いて引き続き大量の切符を買うため、いつまでもそこにいる。
③窓口職員は時々切符を売るだけで、ほとんどの時間は他の仕事をしているか全く何もせずおしゃべり。
こういう状況で結局4時間待っても列は進みませんでした。
翌朝早く行ったら営業開始前から長蛇の列。そして窓口が開くと前日の繰り返しです。
私はバス会社の公安のような人に頼んでようやく切符を買うことができましたが、全く異常な状態でした。
なお、こんな経験はヤルカンドだけで、他の町では駅でもバスターミナルでも問題なく切符を買えました。