晴れと曇りの日が半々くらい&ディナール払いが基本

12月の気候は、おおまかにいえば、晴れの日と曇りの日が半々くらいです。朝晩は寒いくらいで、曇りの日だと昼間でも涼しいくらい、現地の人はセーターの上に綿入りのジャケットを着ていますが、観光客がそこまで着込むと、日中の観光地でどうにもならないくらい汗をかいてしまいます。まれに雨の日があります(年によりますが、だいたい12月中に4、5日くらい)。12月の雨は1日中降ることはまずないので、わざわざ傘を差す必要はありません。現地で傘をみることは冬を通してまずありません(雨宿りが基本、だいたいが傘を売ってません)
防寒を兼ねて、スウェットなどよりは、雨をはじく素材の薄手のジャンバー類が、お薦めです。
また、曇りの日はアンマンなど都市部の空気が汚れますので、1枚くらいマスクがあると喉を痛めません。
タイヤの質が悪いのか、雨の日の道路はタイヤのカスでつるつるに滑りやすくなりますので、タクシー、徒歩ともにご注意を。

ヨルダンのディナールは1ドル=.071JDでほぼ固定していますが、観光地然とした場所以外は、ディナール表示、ディナール払いが基本です。よその国のように、1ドル札を持っていれば便利という場面は、ペトラ内で「ワンダラー、ワンダラー」と寄ってくる子供から何かを買う時ぐらいです。1JD札より1ドル札の方が安いので、高級ホテルなどでチップに渡すには安く済んで便利です。なお、ヨルダンではチップは紙幣で渡すのが原則で、例えば余った釣り銭の小銭を渡したとしても、ただ単に邪魔だからくれたのかと思われるのがオチです。

空港内の銀行で両替したことがないので、レートが悪いかどうかわかりませんが、空港にはATMもあります。なお、市中の両替所の場合、10ドル未満の紙幣(5ドルとか1ドルとか)をディナールに両替するのは嫌がられます(レートの端数を切り下げられることがあります)

なお、ヨルダンでは慢性的に小額紙幣と硬貨が不足しているので、観光客相手の場所以外では釣り銭が潤沢ではありません。タクシーでも、せいぜい1〜2JDの街中の移動に20JD札を出そうものなら、まずお釣りがありません(エジプトと違って釣り銭を返す気はあるけれど、現実には無理なんだよねって感じです) 旅の前半は1JD札やハーフディナール硬貨などを意識的に手元に残すようにするのがコツです。アンマン市内の両替所では、わりと嫌がらずに10JD札や20JD札を1JD札に崩してくれるので、早めに小額紙幣をゲットするといいでしょう。

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