09/09/14 07:53

この日は諦める

確かに仰せの通り。イタリア人とスペイン人の特徴
(ポルトガルは人が少ないので、道を聞くことが
少ないのと、ポルトガル語で応えられると相当苦労
する)です。

でも決して悪気があるのではなく、『知らない』と
言うのが悪いと思っているらしい。確か、イタリアの
ゴーストタウン化を知らないまだ”かけだし”の頃。
8月中旬のトリノ。すでにゴーストタウンと化した
食を求めてミラノから脱出しました。『さあ、レストラン』と
道行く人に聞きます。皆親切に教えてくれるのですが、
行っても店が見つからない。イタリアもそうですが、入り口
は狭く、開いていないとわからない。全て休業中。
誰も閉まっているとは教えてくれない。こちらは、
『開いている店』を聞いているのに。

待てども待てどもバスが来ないのは、マターニャでも経験しました。
バス停近くのバールの主人も、『この前がバス停だから・・』。
結局真実を知っていたのはタクシー運転手。流石商売人。
真実はバスはない、でした。
鉄道も、どれが実際走っているのか、情報が錯綜。

これも大昔の話し。
特別な日ではなかったのですが、スペイン北部から
パリに陸路で戻る予定。フランス国境から夜行に乗る
予定。しかし、間違ったのか何かで、一つ先のスペインの
駅で降りてしまった。隣に行く列車が全く来ない。
時刻表では走っているはずだが、駅員に聞いても
言うことが違う。他にも同じ駅に行く予定のフランス人が
居て、彼らも困っている。流石に国境付近に住んでいる
人。スペイン語も達者でした。結局、待てども来ない
列車を諦め、タクシーで国境を越えました。

1月1日にあてになるのは、空路くらいでしょう。

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