レポート

寝台特急あけぼの

公開日 : 2012年08月05日
最終更新 :

先日、東京方面に出かけることがあり、青森から寝台特急「あけぼの」で行きました。寝台列車は何年ぶりでしょうか。青森~上野の夜行寝台はこの「あけぼの」しかないのですね。私のような40過ぎの道産子は、青函連絡船と青森からの夜行寝台で上野、そして京都に向かう修学旅行でした。「あけぼの」の乗車率は、3割程度。さすがに東京から青森、秋田方面へは新幹線で4時間くらいなので、新幹線利用となるようですが、以前はもっと利用者がいたような記憶です。本当に、どこにいっちゃったんだべと思いました。青森から、アルコールを片手に駅弁を食べながら、岩木山をながめ、弘前、大館、秋田方面へ。眠くなればB寝台にごろんと横になり、ふと目を覚ませば村上駅。こんな感じで翌朝、7時前、上野に着きました。約12時間の寝台特急の旅でした。上野に着けば、駅員の肉声で「うえの~、うえの~」のアナウンス。「みちのく」といえば、東北地方の人に怒られるでしょうが、時代は変わっても、大事にしていきたい旅情ですね。

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2件のコメント

  • Re: 寝台特急もう乗れないですね

    あかつき・銀河・男鹿・はくつる・青函連絡船の寝台。

    乗った記憶があるのはこのくらいでしょうか?

    もう乗れませんネ。

    あけぼのも寝台車に乗りたい方しか利用しないでしょう。

    日本ではもうだめですね。

    成功を祈る!

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  • 車内販売もなし駅弁も買えない

    下り列車の大宮-弘前間ですが先月私も乗車しました。
    ごろんとシートという車両は寝台料金不要ですがバスより時間がかかって、11時間30分の乗車中は車内販売も自販機もなし。最近は寝台特急ともご無沙汰で乗車前にはわからないことです。ひょっとしたら秋田で駅弁が買えるかと思ったのですが、到着遅れで停車時間が短くホームに降りることはできませんでした。

    所要時間が長いうえに乗客サービスがここまで劣化していると不愉快です。
    鉄道会社は鉄道ファン以外の地元の利用離れを促し、廃止されて不満が出ないように先手を打っているように感じました。

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    Re: 車内販売もなし駅弁も買えない

    車内販売なしは、旭川~札幌の特急では普通なのです。ただ、あけぼのに自販機ぐらいはあってもいいのでは?とは思いました。確かに、サービスは良くないですね。車内販売もないし、東京~青森が新幹線で4時間ほどの時代に3倍もの時間をかけては、時代遅れも甚だしいと思う人が大多数でしょう。しかし、昔はどうでしたか?これが普通だったのではないでしょうか?前もって買って乗ればいいだけの話ですよね。ちょっと話が変わりますが、原発問題で計画停電が云々がありますが、電気が不足すれば、我慢すればいいだけのことです。原発のない時代の暮らしに戻ればいいだけのことです。人間は快適さをとかく求めますが、頭を使えば解決できることです。ちなみに、「あけぼの」に乗る前、駅弁以外の食べ物・飲み物は、青森駅前のコンビニで買いました。こっちの方が安いですし…。北海道~本州は、飛行機で1時間半くらいで行ける時代です。北斗星、カシオペアに乗れば、札幌~上野は乗り換えなしに行けます。でも、あえて「あけぼの」にしたのは、青森夜行が廃止されたら、昔のような経験ができなくなるかも…と思ったから。北海道にも近い将来新幹線がきます。ただ、今時点でスーパー白鳥の自由席、空席が目立っていました。