フランスは多民族国家状態なので、

いろいろな人種がいます。
地方の、代々農業をやってきた地域の小規模な町の人たちは、ほぼ１００％白人ですが、
フランスの植民地時代にフランスに来た人たちの子孫は、
黒人やアラブ人で大都市に住んでいます。
（黒人はアフリカ西部方面、アラビア人はアフリカ北部方面などからです。
　黒人は肌の色は真っ黒ですが、アラブ人は肌の色は褐色であまり大柄でない人が多いです。）
極東方面系だと、ベトナム系らしい人はパリではある程度見かけます。（旧植民地だったから）

大きいショッピングセンターの中は安全です。
たいてい、レジの付近に、濃いグレーのスーツを着た、
超大柄の黒人男性（身長190cm以上、体重120kg以上程度）のガードマンがいます。
おそらく、お金を払わすに何か不穏な行動をする人を排除する役目でしょう。
これといった作業を担当する仕事ではなく、いるだけだから、
レジのお姉さんが暇になると、時々雑談したりしています。

ショッピングセンターからホテルまで100m程度なら、
行き帰りは、さっと行って帰れば問題ないでしょう。

フランス人の一般者には、日本人か中国人か分からないようですが、
客商売の人には、離れて見ただけで、中国人か、韓国人か、日本人か分かるみたいです。
暇な店員と雑談していたら、そのようでした。
でも、分かっても、一人で夜に危険な地帯を歩かなければ問題ないでしょう。

黒人（ブラック）は、悪い人ばかりではありません。
比較的、人のいやがる職種でもまじめに働く人が多いです。
だいたい悪いことするのは、アラブ系のような感じがします。
（偏見というそしりを受けるかも。）

それと、
RERに乗るときは、出来るだけ座席に座って、
ハンドバッグ等は膝の上で両手をかけて持っているようにした方がいいです。
RERに乗っている女性はほぼ100％そうしています。
（おそらく、ひったくりを避けるためでしょう。男性もそのような持ち方です。
　横に置いたりするのは、学生のカバンぐらいで、
　本とかノートとかしか入っていないのでしょう。）

パリは昼はどこも華やかで、夜になると、
ある地域はあまり安全ではないと認識していれば、
被害に遭わずにすむでしょう。