ネットと紙媒体

極端なこと、まちがったことを平気で書く人がいるのでまどわされないでください。

>トーマスクック時刻表を見ればすぐわかります。いくらネット社会といっても時刻表に勝るものはありません。

紙媒体でも各国の鉄道会社の時刻表は十分信頼することができます。しかしクック社の時刻表はその抜粋にすぎないので、載っていない列車も多数あります。また転記、編集の際のミスの可能性も除外できません。

ご存知でない方が大半でしょうが、印刷版のDBの時刻表など厚さが5cm以上あります(ありました?)。ドイツだけでもそうですからそれがクックの薄い版におさまるわけがありません。省略されているデータが多数あるはずです。

また各国の印刷版の時刻表にしろクックにしろ頻繁に更新されているわけではありません。DBの場合、今は知りませんが20年前は半年に一度の更新でした。それがいまはしようと思えばネットで随時更新ができるわけです。事実ドイツ鉄道はできる限りで最新の時刻を載せるようにしています。

ネットの時刻表に紙の時刻表が勝るなどと非合理かつあきらかに誤ったコメントを載せる人がいるのに驚いています。それが「JHは最高 / ローマ街道+お城+川下りはドイツ旅行の王道 / フランクフルト、ブリュッセルは見るものなし / ドイツの大都市は戦災を受けているので観光の価値なし...」迷言を積み上げている人の発言であっても聴く人、読む人の注意を喚起せずにはおれません。