レポート

ユースホステル二題

公開日 : 2012年07月02日
最終更新 :

1.財団法人日本YH協会解散の危機?

 法改正によって、「財団法人」は「一般財団法人」か「公益財団法人」のどちらかにならないと、来年の三月には解散しなければならない。のだけど、本法人、どうもそれに対しての動きが鈍い。・・・・
http://www.jyh.or.jp/koukai/houshin23.pdf

にも、明記している割には、24年4月には達成されていない。ちなみに24年度の事業方針ですら発表されていない。・・・・一体、あなたたちは四月から何をやってきたのよ。
http://www.jyh.or.jp/index2fr.html
(右上の「サイトマップ」-「本協会について」-「一般公開」資料参照。)

 なぜか、このYH協会は会員に対して冷たいというか、「金さえ払っときゃいいでしょ。」という態度(に見えるのは私だけか。)で、各YHのイベント情報提供などはそこそこ熱心だけど、肝心の本体が崩れたらどうするんだろう。

 ちなみに「上記23年度事業計画」も中身を読んで行ったら、突っ込みどころ満載で、飯田橋のユース・・・・時間制限もあるいまいち不便な首都のユース・・・・が、果たして中核になれるか?とか、Hihostels.comへの誘導は、ひょっとすると、アフェリエイトでもあるの?と言う気もするし(私も片棒をかついでいるのかも・・・)そもそも、そんなことより項番第三をどうするのよ。・・・・ちなみに文科省傘下でどちらになるか苦しんでいる財団法人として「日本相撲協会」もある。いずれにしろ、「公益財団法人になれない」=税金メリットが薄れる。・・・というのは、YHの「公益性」が、一つ後退したということで、やはり時代はカプセルホテルか・・・おっと違いました。

2.e-Menbership制度開始
http://www.hihostels.com/web/emembership.jp.htm

 よく質問にある「海外のYHに泊まりたいけど、メンバーになるべきかどうか?」という人たちにとっての一つの解決策ができました。hihostels.comから予約する場合に限って、予約と同時に「国際YH連盟」の発行する一年間有効のPDF会員証を発行するので、それをもって歩け。というもの。値段は2500円相当の英ポンドとあるが、クレジットカードで決済可能。海外にいたり、時間がなくて郵送手続きが出来ない。時などは、便利かも知れない。うがった見方をすると、必ずネットで予約するならば、日本協会の「会員証発行仕事」が必ずしも必要はなくなった。ような気もするけど・・・・。

 もちろん(今のところ)「国際メンバー」だと国内会員メリットが受けられなかったりはあるけれど、国内会員でもたかだか2000円程度の話なので、YHに一拍でもするつもりであれば、私なんかに言わせると、色々悩まずに必要経費だと思って会員になれば?と思う。ただし、その国のその街のその場所の宿泊施設としてYHがいいかどうかは、よーく考えてからね。・・・・・

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