闘牛は動物虐待で廃止になる。。。

今月、南仏アルルの円形闘技場で見ました。

切符売り場の人が「今日はホンマ物です。殺します。」と言っていた。

1.ピンクと赤の布で牛の攻撃を交わしながら、先に10cm位の返し付き矢が付いた
  棒を背中に2本づつ、6本ほど打ち込んでいくのが続き、、
2.牛が疲れてきた頃に、1m近い剣を背中に根元まで一刺しして、
3.最後の最後に20cm強位の刀で、後ろ首の付け根を一撃、牛は一瞬で死亡。
4.牛の角・頭にロープを引っ掛けて馬で引き摺って退場。
これで1頭目が終了。

最初の6本の矢で、牛の背中からは鮮血が垂れ出し、1mの剣を打ち込んで、
牛の攻撃を誘ってを繰り返す頃には、地面まで鮮血で染まる。。

初めて「闘牛」を見たのんですが、あまりの生々しさにショックでした。
何しろ、テレビの番組やニュースでは、闘牛士の華麗な牛を交わす場面だけで、
1mの剣や、最後の一撃、馬で引き摺って退場は見たことが無かった。。。

たしかにむごいショーですが、なんでテレビは「真実」を伝えないんだろう。。

闘牛は1頭目に続き、2頭目、3頭目、4頭目、と続き1時間半が経過・・・
もう十分って気になり、帰りました。
多分全部で2時間、6頭目まで行なうんだろう。。

入場料は、前段席16ユーロ、中段席8ユーロ、上段席4ユーロでした。

切符売り場の人は「牛をおちょくるだけで殺さない、そんな闘牛の時も多い」
と言っていた。
動物愛護の観点では、いくら伝統と言っても続けて行くのは難しいかと。
マドリッドでも「反対意見も多く、もうその内に闘牛は無くなる」と言っていたが。。。

個人的には、本当の闘牛を見た・経験したことに、満足はしているんですが、
同時にその惨さから、これは無くなるだろうと感じました。

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1件のコメント

  • 牛を追っ払って何になるのですか?どちらかが殺されて初めて闘牛になるのです。

    牛を追っ払って何になるのですか?
    どちらかが殺されて初めて闘牛になるのです。

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    闘牛士は殺されないシステムになっている

    闘牛士が砂地で滑って転んでも、即座に6-7人の闘牛士が牛を囲み、
    転んだ人から牛を遠ざける。。

    牛は必ず殺されるが、闘牛士は結構守られています。当然といえば当然だが。。
    牛は不公平だ!と思ってるでしょうね。

    大昔の闘牛は、1対1だっかかも知れませんね。