購買力と、蔑視は違う

>現地のフランス人は、おそらく好意的には見てないだろう。

それは、嫌われる、という結論は同じであれ、導き途上の理解が違うとおもいます。

単に、フランス系のある一定階級以上に属する人々(主に大都市在住、スイス在住者含む)は、植民地時代の宗主国的意識から、東洋人全般を意識の下で、今だに下級民族と蔑視しており、沢山の日本人の群自体を、好意的に見ないだけとおもいます。

それが、ドゴール空港であろうが、フォーブルサントノーレであろうが、日本人が群れているシーンを見る自体、やつらは嫌いなのです。極端にいえば、ちょっと高級なレストランで、となりのテーブルに日本人ご一行が座ったというだけで、あまりいい気分じゃない人もいます。そういう一定のフランス人層は、たとえ少数であれ、日本人その他のオリエンタルは、できたら当地には、あまり旅行に来て欲しくない位に思ってるはずです。

日本人は名誉白人として常に先進諸外国なら、世界中から歓迎されてるとばかり思わず、一部では、そういう面もあることを理解して、当該地域に行くべきかな。日本が大好きな日本在住の欧米人は最近少なくないけど、全人口からいうと、そういう趣向の人は、極めて少数だということも知っておく方がいいとおもう。

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2件のコメント

  • 05/10/15 23:19

    Re: 購買力と、蔑視は違う

    私はヨーロッパのほうの国々にはあまり興味がなかった上(これは言い訳ですね^-^; )全くの無知で、
    ただ単に
    >田舎で出会う土地の人に、国中に日本人がウロチョロしてるなどと、しかめっ面、されたく無いんだ。ヨ。
    に対して、何も考えず、
    フランスの人(田舎の人?)ってそんなふうに思う(態度)人種なんですか?(枝番22より)
    と思ってしまいましたが、
    doubletreeさんのおしゃってる様に、
    そういう歴史もあるんですね
    良く考えてみれば、(考えなくても?)
    こういう事はフランスに限らず色んな国々でも
    それぞれの歴史などで、日本人を好意的に見ない事はありますね
    (理由はそれだけではないかもしれませんが)


    勉強になりました




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  • 悲しいかな、仰ることに同意せざるを得ません。

    フランス人に限らず、かつてアジア・アフリカを支配した欧州(一部)の人間には、doubletreeさんが仰るような考え方を多かれ少なかれ有している人が少なくありません。

    一定の階級以上に属する人はそれを包み隠すのが上手、またアジアの力については承知している。
    一方、海外、特にアジアのことなんて殆ど知らない一般国民は、移民に職を奪われただのという感情から、非白人に対して好印象を持っていない人も多い。その一である極東の島国の人間が自分たちのとても買えないようなものを札びら切って買いあさる姿はねたみを生む。

    以前オランダ人(だったか、ドイツ人だったか)に、ヨーロッパ人とアジアやアフリカ系のカップルをよく見かけるが、人種的偏見はないのか?と問うと、「ペットだと思っているんじゃない?」との答え。

    非常に不快でしたが、本心なんでしょう。

    まあ、この十数年で接した人たちはそんなことはおくびにも出しませんが、たまの失言はそういった本音を垣間見せます。

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