奥が深い。。 詳しい説明、ありがとうございます。 ナチスとズデーテン地方については、一般教養程度には知っておりました。 ここも、文化混合地域としてアピールできる可能性があったものの、過酷な現実がそれを許さなかったというところでしょうか? アルザスについては、ルイ14世(だったか?)がフランス領に組み入れた際に「現地の文化に手を付けてはならない」と命じたと聞いています。 その結果、ゲーテ(違うか人も)曰く「アルザスの住民は、ドイツ語(の一方言)を話しながらも、完全にフランス人だという自覚を持っている」と驚嘆したらしいです。 クーデンホーフ・光子の話は、日本人としては嬉しい限りですが、ちょっと差し引いて聞いておいた方が良いと思います。 現実は、戦争で殺し合いをしすぎた仏独両国が、米ソの狭間に埋没しているという危機感もあり、ロベール・シューマンらの尽力で欧州石炭鉄鋼共同体を発足させ、今日のEUに発展した、というところではないでしょうか? もちろん、リヒアルト・二クラス・栄次郎・クーデンホーフ・カレルギーらの思想が影響してはいたのでしょうけれども。 本当に興味深い内容ですが、キリがないのでこの辺りで。 ありがとうございました。