AVEは5分遅延で全額払戻だから正確

AVEは、1992年のバルセロナオリンピックとセビリア博の誘致にともない、国策事業の一環として、ルーズなRENFEを政府テコ入れで整備した新幹線で、5分の遅延で全額払い戻しだから、職員も全力そそいで稼働してます。あの時代(’92頃)を経て、スペインのいい加減さは、他の近代自由主義国家と比べても、遜色ないレベルにまでに改善した気がします。むしろ、対観光政策では、他より良くなった部分も感じます。AVEを使うと、駅のラウンジが使えるからいいですね。JRも見習って導入して欲しい顧客サービスです。(最も、私、スペインは92年の前後において、計、たったの3-4度位しか訪れてないので、私が判ったような事はいえませんが)

私が「昔のスペインいい加減」を言及した「昔」の時代とは、それよりずっと以前の、ピレネー山脈の向こうはアフリカだった時代のRENFEの話です。鉄道駅も、今みたいな立派じゃなくて、どこもローカル色ただよってました。その風情「だけ」をとれば(時間ルーズには辟易)、むかしのRENFEは、よかったなあ。

シベリア鉄道を縦断されたとは、なかなかの強者ですね。あれって全線1週間でしたっけ。ざっと計算すると170時間として、そこまで滞在時間が長ければ、15時間(8%)は、旧共産圏社会でいえば、誤差の範囲かも、でしょうかね。60分のって5分にあたる遅延ですから、日本の朝のラッシュ路線でも有り得る誤差かもしれません。最も、旧共産圏社会と、資本主義自由競争社会の時間観念を、単純比較で同じ次元で比べられませんけどね。

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