私たちのシチリアドライブ旅行

去年9月7日から13日の6泊7日でドライブ旅行をしてきました。

日程は、
7日　ドイツ・フランクフルト発、カターニャ21：10着　空港バスにて市内のホテル
　　　へ向かう
　　　肌寒かったフランクフルトに対し、夜にも関わらず熱気と湿気にびっくり。
　　　夏が終わりかけた同時期の関東地方の気候より酷暑でした。
　　　（カターニャ泊）
8日　 シラクサ観光　道路事情を知る目的もあり、高速バスにて往復
　　　昼のシラクサも暑かった。オルティージャ島内を歩き回るのに帽子、
　　　サングラス、タオル、水分補給は必須。海で泳いでいる人もいました。
　　　映画「マレーナ」の舞台となったカフェのあたりの景色がよかったです。
　　　（カターニャ泊）
9日　 カターニャ空港でレンタカーを借りて、一路アグリジェントへ
　　　レンタカーの店員からは「すぐそば」と言われたのだけど、高速のインター
　　　チェンジが見つからず四苦八苦。何度もＵターンして、高速の入り口を示す
　　　緑の看板を目指しました。
　　　地図は前日シラクサの書店で購入したのですが、広域地図だったため
　　　細かいところは役に立たなかったです。グーグルで旅行前に印刷して
　　　おいた地図が頼りという状況がほとんどでした。　　　
　　　アグリジェントでは、考古学博物館で事前学習　（アグリジェント泊）
10日　神殿の谷を観光。
　　　湿気はなく、からっとじりじり酷暑の中を2時間ほどくまなく歩きまわる。
　　　壮大な景色にしばし感動。　
　　　昼食後、トラーパニへ移動。（トラーパニ泊）
　　　アフリカ大陸が望めるとのことでしたが、このときは見れませんでした。
　　　トラーパニはこじんまりしている上、区画整理もされているので走りやすい。
　　　なかなか過ごしやすい町でした。
11日　昼過ぎにエリチェへ移動。エリチェへの道がわかりづらく、何度も迂回。
　　　（エリーチェ泊）
12日　エリチェを散策。昼すぎにパレルモ空港そばの港町テラッシーニへ移動　
　　　荷物をホテルへ置いて、パレルモ空港へ下見。レンタカーの返却場所も
　　　確認（テラッシーニ泊）
　　　エリチェは独特の町で印象に残っています。テラッシーニ滞在は、パレルモ
　　　空港へのアクセスの良さ（車で２０分程度）が決め手でした。
　　　外国人慣れしていない素朴な港町で、海水浴のできる砂浜もあります。
13日　朝、パレルモ発、パリ行きの飛行機に乗る


道案内は私、運転は夫が担当。カーナビは、高額であったためと慣れない
操作に挫折する可能性もあったため取り付けず。
私は海外旅行には慣れているものの、イタリアは初訪問。
夫はアジアのビーチについで、2度目の海外旅行。もちろん今回が初めての
海外レンタカーでした。ただし日本では2人とも毎日運転しています。
私たちは郊外で運転に慣れてから、街中に入ったのがよかったと思っています。
慣れてくれば景色も楽しめるし、快適です。

運転については、日本でいう「安全運転」という概念はシチリアには
当てはまらないかもしれません。
その車と右側通行に慣れることが大切。乗っているうちに慣れてきます。
標識の意味は大体わかります。

シチリアでは英語があまり通じませんでした。
ボディ・ランゲージと、相手の言わんとしていることを察する洞察力（もしくは
野生的な勘）のほうが役にたつかもしれません。
英語もイタリア語もできない夫ですが、どこに駐車したらいいのか、とか駐車
料金はどうするのかといったことを私（英語可、フランス語ほんの少し理解可）
以上に理解していました。
フランス語のほうが通じますが、訛りが強いので聞き取りにくかったです。


車の多い市街地では、
(1)一車線であっても平気で抜かされる
②前の車との間隔が少しでもあいていれば、突然、当たり前のように
　その隙間に入ってくる。その時のウインカーと車の動きはほぼ一緒
③もたついた運転だとパッシングされる
④しかしながら状況確認と安全運転を心がけながらも、パッシングには
　気にしないほうがいい

以上、参考になれば幸いです。