航空券の料金について教えてください（特に日系航空会社）

Re: 航空券の料金について教えてください（特に日系航空会社）

こんにちは。

JALの場合、昨年度から大きく変わっています。
以前は「悟空」だったものが「ダイナミックセーバー」となっております。

まず、他の方がレスされているGWの特殊需要ですが、JALの場合GWや年末年始だからと言った特別料金というより本来の料金に「特定日加算額」として各クラスの料金に加算されます。基本的な料金は、空席の残数によって価格が決まります。
ヨーロッパ行きエコノミークラスの場合諸税別で、57000円（タイプF）から193000円（タイプＡ)の間です。
空席残数に応じて、往路・復路別々のタイプの運賃を適用します。
実は、この点が大きく変わった点です。
従来の悟空や格安航空券の場合、往路と復路のブッキングクラスが（原則）同じでした。往路の安いクラスに空席があっても復路の同じクラスに空席が無い場合は上のクラスでの発券でした。ダイナミックセーバーでは、往路・復路別々のブッキングクラスで旅程が組めるようになっていますので、利用者にとっては使いやすくなっています。
http://www.jal.co.jp/inter/fare2012/eur_ds.html



さて本題。


１）JMBやAMC会員でEmailアドレスの登録があれば、メールマガジンで販売時期のお知らせがあります。また、予約課へ聞けば教えてくれます。

２）ダイナミックセーバー発売日＝予約開始日ではありません。
JAL国際線の予約は、330日前からできます。
GWの場合、需給のバランスが崩れる「超繁忙期」です。
330日前から予約可能な上位ブッキングクラスで多くの予約が入っている場合、下位ブッキングクラスに空席がなくなる場合はあります。

例えば…
エコノミークラスを100席と仮定。
普通運賃（ブッキングクラスY）
プレミアムエコノミー（ブッキングクラスE)
DSタイプA（ブッキングクラスH）
DSタイプB（ブッキングクラスK)
DSタイプC（ブッキングクラスL)
DSタイプD（ブッキングクラスM)
DSタイプE（ブッキングクラスV）
DSタイプF（ブッキングクラスS）

空席が十分ある場合、
Y9/E9/H9/K9/L9/M9/V9/S9
となります。
9席残っているというわけでなく、9席以上の空席があるということです。
席がある程度売れると、
Y9/E9/H9/K6/L4/M4/V3/S3
のようになってきます。
これは、普通運賃、プレミアム、タイプＡはまだ9席以上用意できるけど、タイプＢは6席タイプＥは3席しか予約を受けないという意味ですので4名の予約はタイプＤ、5名の予約はタイプＢでないと取れないということになります。
また、このタイミングでタイプＢで2名予約が入ると、
Y9/E9/H9/K4/L2/M2/V1/S1
のようになり、下位クラスの席も減っていきます。

そう、発売開始と同時に空席が無いというのは、こういう現象。
上位クラスでの予約数が多いということです。


ただ、ブッキングクラスが高いほど、キャンセル規定は緩くなりますので、普通運賃で押さえておいて発売開始後にそれをキャンセルして、安い運賃にする方もいます。
そう、予約が早ければ安いというわけではありません。

悟空の時代は、旅行代理店で割引運賃発表前にＫやＮ（格安航空券）のキャンセル待ちを入れることが可能だったのですが、今の運賃になって運用が変わっているようです。ただ、全くダメというわけではないので、【信頼のおける】旅行代理店担当者がいるのでしたら相談されるといいでしょう。ただし、ＪＡＬのＨＰで買うより発券手数料の分が上乗せされます。

ちなみに今現在、4月30日出発5月3日現地発ですと93000円（諸税別・往路タイプＥ＆復路タイプＣ）です。

いくつかの裏技もあるのですが、匿名掲示板ですので改悪防止の観点からも公表は差し控えさせていただきます。

割引運賃

1　需要と供給の関係から各航空会社が営業方針を基に予約状況や過去の統計から需要を予測し決定します。各社の営業方針である程度の発表時期を各社は決めていると思いますが、いつ発表しなくてはならないというものでもなく、競合路線の他社の動きも参考にする方針であれば発表は遅くなると思います。

2　多くの航空会社が数段階の割引運賃を設定し、設定運賃毎に販売座席数を決め在庫管理を行っています。需要が多い便に割引運賃で販売する必要もなく、在庫管理もその割引運賃の販売座席数をゼロにしている事も有り得ます。また割引運賃発表後普通運賃購入者にわざわざ割引運賃に切り替えるなど有り得ないでしょう。

予約状況の変動が予測できない以上　繁忙期でも何らかの情勢の変化で予約が大量に取消されれば、安い運賃がでてくる事も有り得るため　購入時期はいつが良いと予測はできません。確実な予約確保のために早い時期に高い運賃で購入するか、予約の可否を確約できないが安い運賃がでてくるのを待つのか　残念ながら購入者が判断するしかないと思います。

それに旅行代理店の事も絡んでくるのですが、長くなるので省略します。

ANAですが。

海外へはANAのHPで航空券を購入して出かけています。

1.HPには「いついつ発売開始というような表示」の案内はありませんがANAの予約センタ－に電話すれば教えてもらえます。
1月にはまだGWの料金は発表されてなかったように思いますが…


2.発表して直ぐの時は満席の場合が多々ありますが暫くすると運賃も平常に、席も空いて取れるようになります。

でもGWは特殊な時期なので運賃や空き状況も厳しくなるのではないでしょうか。

少し日をずらして4/16と5/03の成田⇔ロンドン往復では135810円です。

HPの予約サイトではコンピュ－タ－が自動的に機能しているので毎日チェックしていると日中と夜でもガクンと料金が変化する事があります。

需要と供給のバランスです。　　

Re: 航空券の料金について教えてください（特に日系航空会社）

JALについてだけ詳しくお答えします。JALは2011年度までは上半期（大体4～10月）と下半期（大体11～3月）に分けてエコノミークラス正規割引運賃を発表していました。少なくとも過去10年（もしくはそれ以上）はそうでした。

しかし今年度からは上半期と下半期を分けずにエコノミークラス正規割引運賃を発表しました。私の記憶だと発表の時期は今年に入ってから、欧州方面、北米方面、オセアニア方面と順番は忘れましたが時期をずらして発表していたと思います。2011年度以前も大体そんな感じです。（欧州方面、北米方面、オセアニア方面と時期をずらして発表）

ちなみに発表時期は、必ずＨＰにおいて事前に周知されているようです。またJALに電話すれば教えてくれます。

今年の１月にGW期間中の東京ロンドン往復航空券（エコノミー）をJALで検索されたとのことですが、その時期には、確か2012年度エコノミークラス正規割引運は未だ発表されていませんでした。

ちなみに2011年度以前のANAも、よく似たエコノミークラス正規割引運賃の発表スケジュールだったと思います。

情報の多い良いレスがあれば良いんですが、

日系、特に日本航空は、安い航空券については、
私はまともな会社とは思っていません。
何も期待していません。

ヨーロッパに行くに当り、JLはとりわけ
検討の対象としておりません。先の倒産後も。

おばちゃまの質問に対し、これは正当な返事とは思いませんが、
ここ半世紀の付合いで、日系はまともな対象にならないと
理解しています。

そうですね。

岡山１さん、お返事ありがとうございます。

たしかに日系の航空会社のサービスは低くなっていますよね。経営が苦しくなっているから仕方ないのでしょうが。

かといって直行便での選択は他にBA,Virginだけなので、日系を利用する事が多いのです。
けれど料金が高いので、今は乗り継ぎ便も視野に入れて検討しているところです。

割引運賃を出すタイミングが遅く、かつ出したとたんに満席って、どういうことなのでしょう？
不思議です。どうすればタイミングよく割り引き運賃で購入できるのか、知りたいのです。