ベルリン

ベルリンは街自体が他のドイツの都市に比べて桁違いに大きいし、見所も多いので、絞り込むのが大変です。

それでも3つか4つくらいにポイントが絞られると思います。
1)ブランデンブルク門からアレクサンダー広場にかけてのUnter den LindenとKarl Liebknecht Straße
この道路がベルリン旧市街地の軸になります。途中博物館島を横断し前後に国立図書館旧館やフンボルト大学、戦争被害者慰霊館(元新守衛兵詰所)、旧王立図書館、国立オペラ座、歴史博物館(元武器庫)、大聖堂、マリア教会、市庁舎、テレビ塔などが並びます。また論争を起こしながらどうやら取り壊しが決定となった共和国宮殿(旧ドイツ民主共和国人民議会議事堂)も今見ておかないと、もう見る機会はないでしょう。

2)ポツダム広場からチャックポイントチャーリーにかけて
Unter den Lindenが歴史に忠実な復元、街づくりをモットーにしているのに対して、こちらの地区は未来志向というか、大胆な街づくりの実験場となっています。大小さまざまな娯楽、商業施設が集まり地元の人、観光客で活気を呈していますが、反面周辺の地区との調和がまだなく、ポツダム広場だけが浮き上がっているのが気になるところです。チェックポイントチャーリー周辺はナチスの恐怖支配、敗戦、東西分割、「壁」の構築など、歴史に向かい合う場所として整備されています。

3)Ku'damm周辺
地下鉄Wittenberger Platz、Zoologischer Garten、Kurfürstendammなどの駅を結ぶ地区で、ベルリンでショッピングと言えばここを抜かすわけにはいきません。

宿泊はKu'dammにいくらでもホテル、Pensionがありますし、Unter den Lindenではすごく便利な場所にあるHotel Unter den Lindenが時期によっては格安で泊まれることがあるようです。