乗り継ぎの場合のシェンゲン協定について

Re: 乗り継ぎの場合のシェンゲン協定について

日本からチューリッヒまでの通しのチケットで
あれば預け荷物はチューリッヒまでスルーです。
したがって税関検査はチューリッヒで受けます。
パリでは普通に乗り継ぐだけ。

ちがうのはパリでシェンゲン圏に入国するという
ことだけです。

乗り継ぎの基本は、次のゲートへ向かうこと

何だか、頭がこんがらがりますよね。

パリに着いたら、次のスイス行きの便のゲートに向かいますよね。
そのゲートに向かっていけば、自動的に入国審査を受けることになります。

次のゲートに向かいさえすれば、大丈夫です。

次にスイスに着いたときは、すでに国内線扱いですから、出口も勝手に出て行って～、みたいな作りだと思います。

帰りも、ミラノ→アムスは国内線扱いなので、ミラノでは出国審査はありません。
アムスで、日本行きの便のゲートへ向かえば、途中で自動的に出国審査場を通ることになります。

空港の作りが、そうなっているのです。

どこかの空港で、ゲートと行き先を見比べてみると分かりますよ。
シェンゲン内は全てゲートＡ、それ以外はゲートＢ、みたいに分かれています。

入国審査はパリの空港で、パリからチューリヒの飛行機は国内線(?)扱い

シェンゲン協定に加盟している国全体で一つの「国」と考えればわかりやすいです。

パリ到着で「シェンゲン国」に入国ですからここで旅券審査があります。

パリからチューリヒへは「シェンゲン国」内の飛行ですから、当然旅券審査はありません。

>EUの出口に並んで審査なしでそのまま入国になるのでしょうか?

EUの出口と言う物はおそらくないでしょう。それは入国審査の際の所持する旅券の種類と勘違いされているのだと思います。パリの空港に到着した際、入国審査のブースに「EU市民(あるいはEU旅券)」と「非EU市民(非EU旅券)」の表示があります。でもチューリヒの空港にはその搭乗便が到着するエリアには入国審査のブースがないので、「EUの出口」も何もありません。「出口」に進んで荷物を引き取って、(申告するものがなければ)「税関」の前を通って外に出る、それで終わりです。

帰路も同様、ミラノの空港では出国審査のない「国内線」のエリアから搭乗して、パリでも「国内線」エリアに到着、そこで出国審査で旅券のチェックを受けて「国際線」エリアに入ります。

チューリヒ空港の入国審査は・・・

小倉の鷹さん

シェンゲン条約の取り決めについては疎いのでお答えはひかえますが、チューリヒ空港での入国審査は審査窓口がＥＵと他の国人用が並んでいますが、どちらもほとんど同じスピードで通過しています。たまにＥＵ外用の窓口がつかえることもないわけでは有りませんが、その場合も余り時間が掛かるようなら他の窓口を空けますので時間的にはご心配にはおよびません。

シャルルドゴール空港での乗換時はゲイトの移動の間に関所？のようにチェックブースがあって通過しますがここも旅券提示だけということがほとんどです。

つまりはスイスはほとんどＥＵ域内並み・・とお考えになればよろしいでしょう。

厳密な意味では違うのかもしれませんが、小生のささやかな経験では御気にすることは何もないと存じます。

お帰りのアムステルダム経由の場合も同様です。基本的には域内を出国する最終空港での手続ということのようですがもともと通るだけ？のイミグレですからどこでやっても、何度やってもそう違いは有りません。

乗車の際の身体チェックの方がよほど面倒という程度ですから。