【6日目】フィレンツェ観光 行ってみたかった「イル・ラティーニ」 さて、夕食を予約した19時半をちょっと過ぎたあたりで、そのレストランに向かう。 レストランの名前は「イル・ラティーニ」http://www.illatini.com/ 歩き方の掲示板でも何度か話題に上っているお店。いちど、そのステーキが食べたくてホテルで予約してもらったのだった。 お店はすぐ分かった。静かな通りに、そこだけ異様に人がうじゃうじゃといるので。 行けばちょうど予約の人を確認して店に入れているところだった。我先に入っていく予約客。 ある程度落ち着いたところで、店員が「予約の人はいない??」と叫んだ(と思われる)ので手を挙げ、ホテル名を言った。 そして無事、並んでいる30名ほどを横目に店内に入ることができたのである。 店に入って左手の部屋に案内され、8人掛けのテーブルに他の3組の客と相席。テーブルには既に大きなボトルで 赤ワインが置いてあり、ここも飲んだ分だけ清算するシステム。天井からは生ハムがいくつも吊るされ、いつかは下ろして 食べるのかと考えたり・・・罰ゲームみたいに落ちてこなければいいが、とふたりで話したり。 各テーブルには担当のカメリエーレがつき、食事はいっせいに始まる。 まず飲み物の注文。相も変わらず水を頼み、ついでに日本語メニューをお願いする。ちゃんとあった。 値段は書いていないけど、そんなに高くないと聞いていたので、好きなものを注文しようと思っていたけど 思いのほか、メニューが少ない。定番のレバーのブルスケッタや、野菜のスープなどは、ワタシたちは あまり好きではないので、とりあえず周りが前菜にいっせいに注文した、メロンの生ハム添えを頼み、 メロンがダメなワタシは、トマトのサラダはないかと尋ねた。 稲川淳二似のカメリエーレ(英語バッチリ)が答えるには 「メニューにはありませんが、ご希望とあらば聞いてきましょう」とのこと。サービスいいなぁ。 そして、生ハムメロンと一緒にシンプルなトマトサラダは運ばれてきた。うれしかった。 ゆっくりと食べ終わる頃に、稲川淳二はプリモの注文を取り始めた。他の客にはメニューはない。 彼が口頭で説明をして、その中から客が選ぶというスタイル。でもワタシたちは、とにかく肉が食べてみたかったので プリモを通り越して、セコンドの「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーニ」を1kg注文。 しかし、待つわ待つわ、同じテーブルの客達(みな英語圏)がプリモを食べ終わっても、セコンドが運ばれてきても ワタシたちのステーキは“注文入ってないのか??”と思うくらい遅かった。これは、周りのセコンドの時期に合わせたのか それとも、炭火焼のため焼くのに時間が掛かったのか・・・。ちなみに同じテーブルで食べたほかの客で、このTボーン ステーキを注文した人は誰もいなかった。みんな、チキンや、ウシでも普通のソテーのようなものを頼んでいて この店の名物が、いちがいに「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーニ」ではないのかと思わせるような食事をしていた。 と、思っていると、やっと来ました。シェアをすることを前提に考えてくれ、肉は半分に切られており、取り皿もくれた。 考えてたよりはボリュームはそれほどではなかったけど、逆にまわりの客達が「オォ~」とビックリしていた。 ダンナはコントルノに野菜サラダを注文し、嬉しそうにもくもくと食べはじめた。味付けは塩のみ。濃い目にふってある。 ワタシの感想は・・・・・・独特の臭みがあります。肉は柔らかいけど。 ダンナといえば、ウェルダン好きなので、ちょっと生っぽくてウ~ンといったところ。レア好きなワタシには丁度よかった。 さすがに300gくらい食べたところでワタシはギブアップ!!残りはダンナに食べてもらう。ダンナ、残さず食べる。 隣の客を見ると、ドルチェを頼むも、ボリューム満点で残している。ワタシたちはドルチェを遠慮してコーヒーで締め。 すると、食事の終わった全員にデザートワインが1杯ずつ、山盛りのビスコンティとビンサントが1杯サービス!! このデザートワインが美味しかったのなんのって。 会計は、ここも店長が来てカメリエーレと一緒に「何たべた、あれ食べた」とその場で明細を記入。 グラスを見て、「ワインは??なんだ、飲んでないのか」というようなニュアンスが聞こえてくる^^; しめて55ユーロ。ここはコペルトと最後のコーヒーは代金を取らなかった。ちなみにステーキ1kgは38ユーロ。 特注のトマトサラダはいくらか分からず(生ハムメロンと一緒に12ユーロの表示)。野菜サラダは4ユーロだったが。
ビステッカアラフィオレンティーニ やっぱり、フィレンツェに行ったら、一度は食べたいですよね。 残念ながら、イルラッティーニは、年末はお休みみたいなのです。 でも、ここは予約は受け付けないと聞いていたのですが、きっと常連さんやホテルを通した場合はオーケーなのね。 私達も、ホテルで、どこかおいしい店を紹介してもらいましょう。 二人で、1キロいったのね。 ・・・頑張るぞ。 再びよみがえる、「イタリア人はこの時期、平均4キロ体重増加」の恐怖。
ワタシもちょっと恐怖でしたが イタリアに行ったら、おいしい食事やドルチェ、 もうこれ以上太りたくない!!と思っていましたが、 毎日観光で歩いていたら、増加はありませんでした。ラッキー♪ ららさらまさんも、フィレンツェの街を歩け歩けですよん。 イル・ラティーニが予約を受け付けないというのは初めて知りました。 先日どこかネットで見たのですが、ランチに行ってあまりにもすごい行列なので 夕食の予約をして帰り、夕食にまた訪れて楽しんだという記事を読みました。 年末は、グラ様もおひとりのようですし、 やはり、リストランテ・グラツィアで2005年最後の晩餐と決め込んでは^^
【6日目】フィレンツェ最後の夜 明日はミラノへ トイレを借りて、店を出る。外にはまだまだ行列が続く。店の営業はたしか22時半くらいまでだと記憶していたが そのとき既に21時をまわっており、今日中に入りきれるのかとも思った。 口に残るしょっぱさが気になり、さっぱりとしたジェラートでも食べようかと、ホテルの近くということもあり オルサンミケーレ通りの「ペルケ・ノー」へ行く。ワタシ・レモン、ダンナ・パインのジェラート。美味しい・・・けど甘~い☆ ホテルに向かう途中、大道芸人がたくさんの人を集めて芸をするのを、ジェラートを食べながら少し見物してから戻る。 夜のクーポラは見納めと、またテラスに出て涼む。 気づけば、日本人の男性ふたりづれがテラスの奥のほうで何やらしゃべっている。今日から泊まっているのかな。 ダンナは今度はケータイのカメラにクーポラを納めている。いつでも見られるように設定するんだろう。ホント好きなんだな~ 明日は7時ちょっとのESに乗る予定。歩いていくから6時半には出ないとね、と話しながらパッキングを終え眠る。
Re: 【6日目】フィレンツェ最後の夜 明日はミラノへ ともぞうさん、引き続き旅のリポートを楽しく拝見させていただいています。 丁度タイミングが良かったのか、1番先を読ませてもらっている間に次々と次の書き込みが入っていて・・・^^ またまた一気読みです。 クーポラの見えるホテル、素敵ですねえ。 で、このホテルでのアクシデントが予告されていたような気がするので、次の書き込みも期待してますね。(o⌒∇⌒o)ノ