坂の下にタクシーが アンパンさん、初めまして。Blue 3 と申します。ラバン・アジルですか、懐かしいな。 パリに行くといつも立ち寄りますが、最近はちょっとご無沙汰です。 場所は、モンマルトルの丘を背にした北側斜面の中腹にあり、周囲には葡萄畑と墓地があります。 ご承知の通り、ガイドブックに(店は夜9時開店)と記されてますが、いつも9時15分頃に ドアが開きます。サマータイムのパリだから、まだ薄っすらと明るい時間ですね。入口の横に ベンチがあるので、暮れなずむパリの空を見ながら時を過ごすのも宜しいですね。 9時40分頃から一人一人登場し、10時から11時半頃がお薦めです。従って、お帰りの 予定時間の11時は、このシャンソニエではちょっと早いかな。私はいつも12時過ぎに この店を出ます。それでは11時半から12時まで何をしているかというと、歌手に合わせて 皆で合唱ですね。 さて、ご質問のタクシーですが、店を出て坂を下りた辺りにいつも数台が客待ちしています。 お店の人にタクシーを頼んでも良いのですが、いつも(坂の下にいますよ)と言われます。 勿論、その時間の地下鉄は危険ですし、タクシーも(女性一人では)場合によっては危ないので、 必ず乗車したらタクシーの許可番号(車内の左側にある)をメモして下さい。運チャンはその 行為を見ただけでビビります。観光都市パリでは、客からクレームがあったりすると仕事を失う 場合もあるからで、恐らく(何故書くの?)と運チャンに聞かれるでしょう。 I sometimes lost my thing in taxi, so I wrote your number for the safety purpose. 私はよくタクシーに忘れ物をするのでと( your を強調して)婉曲に言うと、とても慎重な 運転になります(これ旅の裏わざ:パリ編です)。 尚、ガイドブックの写真の歌手の背後にある赤いカーテンから部屋に入りますが、入って左側の 奥がお薦めです。ピアノは入って左側の手前にあります(部屋はそれほど大きくありません)。 また、写真にあるように、このシャンソニエには ピアノ(YAMAHA 製)が一台あります。 このピアノの近くに座った日本人は必ず(日本の歌)にお付き合いさせられるので、その点を ご理解下さい。また、前述の合唱の前に歌手から一人一人に(どこから来たの?)とフランス語で 聞かれます。しかし、決して一人で歌わされることはないのでご安心下さい。 ハミングを皆でしたり、ラララ…と(メロディーに)合わせて歌う程度の合唱?です。 それでは素敵なパリの夜をお過ごし下さい。 Lapin Agile http://www.au-lapin-agile.com/accueil.htm
うれしいです Blue 3 さんもシャンソン好きなのですね!実際にお店に行かれた方からの具体的なアドバイス、とても助かります。タクシー探しの心配をしなくてよいということがわかりました。また、深夜にタクシーに1人でのったときの、裏技もありがたいです。本場で聞くシャンソンははじめてで、とても楽しみです。