Re^2: イタリアとフランスの買い物事情とイタリアのアウトレット

アウトレット、以前はともかく今はどうですかね。
とにかく安く買えたらいいという人、話のネタに行ってみようという人向けと
思っています。
気に入ったものがあるかは、かなりの運次第。あからさまなB級品も見かけますね。


それと、質問者の方。
ただただ安く買うことが目的なら、激安ツアーでアジアに行き、そこのDFSなどで
十分でしょう。
おすすめはしませんけど、いわゆる精巧なニセモノもあります。
(香港でしたか、そういうモノを作ってるところに行けるツアーもあるようですよ。
当然そこで買い物できますが、買わなくても問題なし)

でもやっぱりホンモノがいいわ、優雅な気分でお買い物もしたいし、ということなら、
次にお買い得なのは、日本国内の正規代理店です。
各ブランドとも日本出店には力が入ってますから、よほど本店でないと買えない
ものでもないかぎり、そこをおすすめします。
言葉が通じ、(日本人の求める)接客もピカイチ。買う時も買った後も安心です。

えー?!と思いますか? でもこれが真実です。
ヨーロッパ、特に高級ブランド店での買い物は、日本やアジア、ハワイあたりとは
勝手が違います。モノを入手すること自体と、買い物行為そのものを楽しむ場です。
よく言われることですが、客は神様ではありません。
失礼ながら、貴女のような状況では、不愉快な思いをして帰ってくるのが関の山では
ないかと思うんですね。

さらに、ご存知でしょうが現在は非常なユーロ高です。
滞在費も食費も、一般的な学生さんの感覚からは想像以上にかかるでしょう。
かといって高級ブランドを買う人が、安宿では冴えないでしょう?
小物ならともかく、かさばるものを買って観光もできませんから、配達してもらうと
して、安宿では恥ずかしいですし、犯罪の可能性も上がります。
それ以前に、ヨーロッパへの航空券には、現在さまざまな追加料金がかかります。
広告を見て安い!と思っても、空港税やサーチャージで2万円くらい追加されます。
これはツアーといえども同じ。
そうそう、冬なら安いツアーが確かにあります、でも底値だとやっぱり、郊外の
安宿だったりしますね。
複数都市を巡るツアーだと、そもそも買い物の時間がとれない可能性もあります。
チラシに半日自由時間とうたっていても、です。特にイタリア。
イタリアでなくても、自由時間日が休日と重なればアウトです。

差し引きで考えると、普通に流通しているような、せいぜい数十万くらいの
ブランドものがほしいだけなら、わざわざ遠くまで行く必要はないわけです。
”100円安いお買い得品を求めて隣町までタクシーで行く ”のと同じような愚を
おかさないよう、お気をつけください。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 良い卒業旅行を♪

    ご質問の方はまず卒業旅行でフランスかイタリアへ行きたいのですよね。
    そしてブランドのお買い物も楽しみたいと。

    お気持ちはわかります。私も大学時代、バイトしては海外の繰返しだったので
    どれが卒業旅行かわかりませんが、そのうち1つはそんな旅行でした。
    パリではディオールの本店を見て感激し、記念に口紅を1本買いました。
    値段的には免税店より高かったのですが、記念なので承知の上で。

    最近は東京の直営店の方が見た目も立派で、品揃えも豊富なブランドが多いです。
    東京の直営店を見ていれば、多分現地の本店を見ても感動しないでしょう。

    ヴィトンやシャネルという時点で、まだブランドにお詳しくないのですね。
    本来ヴィトンは鞄メーカー、シャネルは服ですから、そうした物を買う場合
    それぞれ1つで50万、100万円レベルです。学生さんなら別の事に使いたい金額です。

    さらにそうしたブランドは最若でも30-40代が顧客のターゲットですから、
    学生さんから見れば’おばさんブランド’です。デザインも上品マダム系です。
    せっかく若いのにわざわざオバサンすることないですよ。すぐ本当にそうなるし。
    特にフランスは、女性が最も美しいのは50代という超熟女フェチ文化の国です。

    私も20才位の頃は相当バカにされました。(呼んでも店員さんが皆無視など)
    日本人はただでさえ実年齢よりかなり若く見えるので、どこでもガキ扱いされます。
    ’マドモアゼル’の意味が’ガキ’、’マダム’の意味が’お客様’とすら感じました。
    1度だけ良いレストランで食事をするため、学生ながらメイクもスーツもバッチリ
    超フォーマルに決めて品良く振舞っていた時は、’マダム’と呼ばれて丁重にされました。

    私がアウトレットモールをお薦めしたのは、まず色んなブランドがまとまってあるので、
    自分の好きなブランドは何かを知ることができる。そして学生さんの金銭感覚で
    あれもこれもとショッピングを楽しめる価格帯の商品があるという理由です。
    日本の直営店よりは安いのでお得感は味わえます。
    免税手続きをすれば空港の免税店と同じ事になります。

    また、観光についてはイタリアの方が街が古いので中心部がコンパクトなため
    散策しやすいです。フランスは特にパリはアフリカ系やイスラム系の移民が大変多く、
    場所によっては白人を殆ど見ません。(そうした所は当然治安的にコワイ雰囲気)

    是非想い出に残る素敵な旅にして下さい♪

    • いいね! 0
    • コメント 0件