香港乗り換え

>ちょっと理解しづらいのですが、

これは香港の空港を熟知していないとわからないでしょう。
恐らく、書いても理解不能だと思います。敢えて書くと、

香港の空港はどのエアラインが何処のゲートを使うかは、
基本的に決まっていない。キャセイ優先とかはありますが。
そこで、到着ゲートと出発ゲートが近く、さらに乗り換え
口（セキュリティーチェックがある）がその近くにある
か否かで、移動時間が大きく変わります。

空港マップを見れば、もう少しわかりやすいかも知れませんが、
やはり体験していないと。

これを見て下さい。
www.hongkongairport.com/eng/interactive-map.html

PDFをダウンロードし、
抵港層5Fを見て下さい。
例えば、69番ゲートに着くとします。
飛行機が離陸する絵があるのが乗り換え口で63の近くです。
これを通過するには次のフライトの搭乗券が必要なのです。
これがJAL発券でのブルネイとかキャセイ利用で次がKA便
（ドラゴン）のブルネイとかならば、成田で搭乗券が出ている
はずなので、そのまま通過できます。

ところが、今回は別切りなのでJALはブルネイ便の搭乗券を
出せない可能性が大です。我々にはわからないことなので、
JALに聞いてみろというのがAtoAさんの意見です。

搭乗券がない場合にば、W1で行列（あればの話し）に並びます。
ここで首尾良く受け取れれば、晴れて出発階に上がれます。
勿論、安全検査はあります。

出発ゲートが30番より上ならば良いのですが（ああ、このゲートは
成田ではわかりません）、20番台、またはそれ以下ならば電車で
E1,E2方面に移動です。徒歩で移動も不可能ではないですが、
意外に時間が掛かります。ですから、何処に着いて、何処から
出るかによっても時間の掛かりかたや移動の手間が違ってくる
のです。蛇足ですが、キャセイの場合、60番半ばと3，4番の近く
（もう一カ所できましたが）にラウンジがあるので、出発までの
時間、登場口番号などから、どちらを利用するかとっさに？
判断します。

ということで、基本的には(1)と思って良いでしょう。
本当はAtoAさんへの質問なのですが。間違っていれば訂正して
くれます。多分。

定刻通りなら一時間で大丈夫ですが、出るのに5分、乗り換えに20分
（安全検査に長蛇の列のときもある）、出発時間の25分前という規則が
あるので、これで約60分。決して余裕ではなく、慣れていれば問題なく
繋げる程度です。慣れていれば、移動等に費やす時間を短縮して
ラウンジでの滞在時間を増やすということです。

やはり最大の問題が、別切りにあります。二時間あれば、一時間
遅れでも大丈夫ですが、今回JALが30分遅れると厳しいでしょう。
別切りでは、飛び込んだ時点ですでに搭乗閉め切り時間を過ぎている
可能性も出て来ます。予約をJALまたはキャセイ（ドラゴン）経由で
すれば、MCTをクリアーしているので、問題なく乗り継げます。
乗り遅れても次の便もあるし。

日本から通しで買う、または香港からはドラゴンで買うというのは
どうでしょうか？CX/KAならば別切りでも搭乗券が出るような気がする
のですが。

最後に、エアラインの従業員は自国の空港ならいざ知らず、他国の
空港に関してはほとんど無知と言って過言ではありません。
JALの職員が、『大丈夫乗り継げます』と言ったとしても、それは
あてにはなりません。キャセイの人間ならもう少し検討してから
慎重に答えを出すでしょう。