【5日目】モンテバルキでプラダアウトレット経由→フィレンツェFirenze 

これからフィレンツェに向かう。
途中でモンテバルキMontevarchiにある、プラダのアウトレットに寄ろうと思っていたが、あまりにも標識に頼りすぎたか
Montebenichiという全く違う小さな田舎町に迷い込んでしまう。あわてて地図を見直し、もと来た道を戻り
モンテバルキの街に入る。しかし、店の看板がないため、近くを走っているはずなのに全く検討がつかない。
過去に2度、モンテバルキの駅からタクシーで行っているため、ひとまず駅に行って記憶をたどろうと思ったが
駅周辺が一方通行だらけのため、駅にさえたどり着けない。迷いながらあっち行きこっち行きしているうちに
どんどんとタイムリミットが近づいてきた。今日は19時にフィレンツェで車を返却することになっている。
道に迷うのを計算に入れて、17時半にはモンテバルキを抜けたい。そのとき時間は17時だった。
これはもう、今日はアウトレットはあきらめて、明日にでも列車で来ようか、と思ったとき、なんとなく見覚えのある交差点、
よし、これを曲がって無かったらもうあきらめようと進んでいくと、あった~!!!白い工場の奥にプラダのアウトレットが。
大急ぎで入って、まずは我慢していたトイレをすませて、物色。。。
・・・しかし、夕方だからだろうか、めぼしい品物はない。だいたい良い品は朝一で無くなるのはわかっていたけど
もともと、パッとしない品揃えのような。前に来たときとだいぶ商品のタイプが違い、本当に売れ残りといった雰囲気で
早々にあきらめて何も買わず、外に出る。・・・店内にプラダスポーツ専用の売り場が出来たのは目新しかったけど、
そこも、そんなに安いというカンジはしなかった。もともとプラダスポーツはカジュアルなラインだし。。。

手ぶらで車に向かうと、日本人の女の子2人がタクシー待ちの様子。予約をしたが来ないようだ。
こんなに急いでいなければフィレンツェまでなら乗せていってあげたい所だけど、余裕がないので素通り。ごめんね。
大通りまで出ると、予想外の渋滞。平日の帰宅ラッシュっぽい。うわ~と思いつつ迂回路も知らないので
「急がばまわれ」で素直に渋滞を少しずつ進む。
緑の看板を目指して高速道路に乗り、ひたすらフィレンツェCertosa出口まで飛ばす。
今回、高速道路をこのとき初めて利用したけど、日本と違って、車幅がせまく、カーブがキツいので
思うようにスピードを出せず。。。交通量も少なくない中、どうにか高速を降りた。(2ユーロ)

しかし、問題はここから。
すぐロータリーで道に迷い、用意していったミシュランのシュミレーションが役に立たなくなる。
とにかく「チェントラーレ」に向かって進むことにする。道に迷うのと、時間に間に合うかという不安で息苦しいほどだったが
「ピッティ宮はこちら」という標識を見つけて、方向的には合っている事を確認。返却場所はアルノ川を渡って
サンタマリアノヴェッラ駅に向かう途中のMaso Finiguerra通りのハーツ。あと10分くらいしかなかったが、
ガソリンスタンドを見つけて、急いで入って満タン入れてもらう。38.02ユーロ。おそらく35リッター前後か。
スタンドのおじちゃんに、「中国人??」と言われたので「ううん、日本人」と返したら、「おーいいね」だって。ははは・・・

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  • 【5日目】フィレンツェFirenze・眺めのステキなホテル

    そのまま道なりに進むと、サン・スピリト教会のクーポラが見え、川に出た。川を渡るため一方通行のサン・トリニタ橋を渡り
    左折して2つ目の橋ヴェスプッチを右折すれば、目的地到着!!だ。・・・しかし、ハーツが見当たらない。
    道の脇に車を停め、ダンナを乗せたままにして、ハーツの営業所を探す。ヨーロップカーの事務所に聞くと、もっと先らしい。
    走って、目立たないハーツ営業所を見つけ飛び込み、スタッフに「道に迷ってやっと着いた、車をどこに停めればいい?」
    と聞くと、名前を聞かれ、「つきあたりを左に曲がると駐車場があるから、そこに入って」と言われる。
    また走って車まで戻り、言われたとおり、駐車場を見つけ(これがまた目立たない・・・いちおうハーツの小さい表示あり)
    そこに入ると、坂を登って奥まで入るようになっていて、登りきったところでハーツのスタッフが待っており
    「ここで降りて」とのこと。借り出した時の書類を渡し、チェックしてもらう。そして「そのまま事務所に行って」ということで、
    スーツケースを引きながら、さきほどの事務所まで30mくらいの距離を戻る。
    事務所に入ると、ふたりのスタッフに2組の先客がおり、しばらく順番を待ち、さっき駐車場を教えてくれた女性スタッフに
    当たったので、停めてきた旨を伝えると、「では手続きするからちょっとお待ち下さい」・・・5分くらいして領収書を渡され
    「今回はチャージがありませんから、このままで大丈夫です」・・・駐車場とオンラインになっているのかしら??
    レシートを見ると19:13のチェックイン。多少はおおめに見てくれるのね~お咎めなしでよかったよかった♪

    走行距離は953キロ!!給油は計約60リッター弱だから、けっこう燃費は良かったかも。。。

    そこから、ドゥオモそばのホテルまで歩いていく。荷物が重いので、終始無言。
    15分くらい歩いて、ホテル到着。ふたつ星だが、クーポラの眺めが最高とのことで決めたホテル「メディチ」。
    http://www.hotelmedici.it/inglese/default.asp
    着いた頃はすっかり辺りは暗くなり、とりあえず着いてよかった。エレベーターは旧式の手動ドアのもので
    反応もいまいちだが、ないよりはマシ。フロントのある5階まで上がる。
    フロントにはケント・デリカットの若い頃のようなおにーさんがいて、スムーズにチェックイン。英語もペラペラ。
    サイトから予約した際に、人気のクーポラが見える部屋をリクエストしておいたら、「ご用意できましたよ」とウインク☆
    とっても嬉しかった。噂によるとずいぶん前から予約しないと泊まれないと聞いていたので。。。6階の26番室。

    部屋は10畳くらいでダブルルーム、洗面台とビデがついている。トイレとシャワーは共同で、部屋の外にあった。
    これで1泊65ユーロ。シャワー付きの部屋だと90ユーロだったのだが、2泊するので計50ユーロ増しなら
    そのぶん美味しいものを食べようと、ケチった^^ でも、観音扉を開けるとそこは共同テラスではあるが、
    クーポラの眺めの良いこと!!!目の前に、クーポラと鐘楼がドド~ン!!!!!感無量。
    いままで、ホテルブルネレスキ・ホテルデランツィなど、クーポラが見えるホテルを探して泊まったけど、ここほど
    目の前に、このステキな建物を見ることが出来たのはここがいちばんだった。
    おそらくまたフィレンツェに来たら、どんなに使いにくくてもこのホテルを予約するに違いない、とワタシは思った。

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    【5日目】フィレンツェの夜は深けゆく

    しばらくテラスでドゥオモを眺めながら、2日前にスパーで買ったビールを飲みながら堪能する。
    それから夕食を取りに外へ出ようということになり、ついでにパスポートを取りにフロントへ。
    さっきのおにーさんに、チェックインのときに預けたパスポートを返してもらいながら、明日の夕食のレストランを
    予約してもらおうとしたら、「ん~、ここはこの時間混んでいるから、明日の朝電話してあげるよ」とのこと。
    たしかに、人気で行列の店だと聞いていたので、明日また頼むことにして、ホテルを出る。

    今夜の行き先はもう決まっている。Proconsolo通りにある「イエローバール」。
    ここは、映画「冷静と情熱のあいだ」の撮影スタッフがよく利用したという店。一部のキャストも来たらしい。
    一昨年に来た時、雰囲気と味が良かったので、今回はダンナを連れてきてあげようと思っていた。
    前回は並ばずに入れたが、今回は店の前で待っている人がたくさん。ウエイトレスのおねーちゃんに
    名前を言って順番待ち(苗字より名前のほうが聞き取りやすかったようだ)。20分くらい待って、案内される。
    ここは日本語メニューがあるので大助かり^^ 水を1リットルと、前菜にまたカプレーゼ(○○のひとつ覚え)・
    プリモに魚介のスパゲッティ(これも…)、それとセコンドに、イタリアでは珍しいと思われる炭火焼ハンバーグ!!
    前に食べたときに、日本食に近い(?)ハンバーグを食べて感激し、また食べたいと思っていた。
    ウェイトレスは、日本語はタメだけど英語はペラペラで、「シェアしたい」というと笑顔で取り皿を持ってきてくれた。
    水は、1リットルを頼んだのに500mlを2本持ってきた(500mlを2本のほうが若干高い)ので、
    気になっていたが1リットル分しか代金は取らないようだ。
    待っている間に、日本語メニューを隅まで読んだら、「サービスが悪くなければ、チップを置いていってください」との記載。
    前回来た時は、たまたま現地で知り合った卒業旅行の女学生ふたりと来て食事をし、
    ワタシだけ先に帰ったので、最後にどのように支払いをしたか知らないのだった。。。
    どうりで、サービスがいいわけね。。。
    肝心の料理は、カプレーゼは普通・スパゲッティは思ったより具が安っちい(イカばかり)・ハンバーグは美味しかった。
    結論から言えば、ここはハンバーグを食べたいときに来るのが良いかと。
    ドルチェは、やはりチョコレートソース掛けパンナコッタ。それとコーヒー。しめて34.83ユーロ。
    レシートを見て気づいたのだが、コペルトを取っていない。でも、クレジットカードで支払おうとしたら、
    読み取り機が調子が悪いらしく、現金のみしか使えないとのこと。現金持ってなかったらどうするんだか。
    とりあえず、おねーさんの給仕のよさと笑顔に、テーブルに3ユーロ置いた。
    右隣に座った香港人カップルも、いくらかテーブルに置いていったが、左隣でピッツァとビールを楽しんでいた
    アメリカ人おじさん3人組は、そのまま出て行った。こういうときって、チップはどうすればいいのかな~
    ちなみに、この旅行でチップを払ったのはここだけだった。

    ホテルに戻って部屋に入ったら、疲れがドッと来てすぐ眠る。湯あたりしたけど、後半は元気も戻ったし良かった。
    トイレにいくのがちょっと面倒だけどあとはそれほど不便じゃない。

    ここも、鍵が内外キーのみ。イタリアに来て、今回初めて知ったけど、鍵って2回3回4回とか回さないと
    開かないしくみのものがあるのね~!!!初日のゲストハウスの玄関の鍵が4回ひねりで驚いたが、
    ここの部屋も2回まわし。記憶にないという事は、今までイタリアで泊まった所は、1回までかオートロックだったのか。