グロースグロックナーは１０月上旬まで

アルプス高山道路は雪のためバスは例年９月下旬～１０月上旬までです。要チェックを。９月下旬で吹雪となり、翌日からバス運休になったことも。

もし、すでに運行休止になっていたら、南のリエンツからハイリゲンブルートまで行くといいです。
ここまでは１０月も運行です。

世界の氷河のすべてが温暖化で後退しています。以前はケーブルカーで直接氷河におりられたのですが、今は少し歩きます、ただ、決められたコースを歩く以上安全です。

アルプスにはかなり歩かなければ氷河を直接踏める所は少ないですが、ここは老齢者や歩くのが苦手な人でもそれができるということで人気があります。以前のように麓駅が氷河上というのにはもう少し上流にケーブルを架け替えなくてはなりませんが。自然保護のために人がそこまで歩くという方が正しいかと。
タウエルン山脈として近く世界自然遺産入りも濃厚です。

オーストリア一美しい村の風景は手前ではなく、谷底の、ゼラニウムの花で飾られたベランダがすばらしいYHを右手にその左に天に届くような尖塔の教会を前景として正面に４０００m近いグロースグロックナーを仰ぐ風景です。YHに泊まればその絶景が窓から見れます。まあ、どこから見ても美しい村ですが。


各国各地に○○一美しい村というのが複数あるのは、ときどきコンテストがあるからで、私が独断でそうしてるわけではありません。まあ、それでもいいわけですが。ハルシュタット(湖)、ハイリゲンブルート(山)、アルプバッハ(谷・お花畑)いずれも甲乙つけがたいです。

最初の旅程では欧州のすばらしい所を沢山見逃している感じだったので、いつものおせっかいで追加を提案しました。イタリアに入るまでは、１泊のみが続くかもしれませんが、夜行さえしなければ、半日移動、半日観光を数日くりかえしても、好きなことをしているのですから、そう疲れるものでもありません。
「ゆっくり」と「しっかり」でメリハリある旅にされるといいかと。