「受益者負担の原則」には賛成です。 「最近、エアラインはだんだんせこくなってきた」 という論調の 書き込みを多く見かけます。私は、旅行者の立場なのですが、 ちょっと見方が違います。 根底は、「ほとんどすべてのエアラインは赤字であり、必死で コスト節減、売り上げ増大に努めている」という事実があるから です。 エアラインが潰れて困るのはわれわれです。国内路線が どんどん廃止になっている現実をみてもあきらかです。 あの値段で乗客や荷物をロンドンやNYまで運べるか? と自問してみれば、エアラインの苦しさが分かるはずです。 朝のニース空港、オルリ行きフライトのカウンター。パリを 日帰りする、オートチェックインのビジネスマンと、でっかい スーツケースを持った私がおなじ料金だと不公平。 だから、大きな荷物の人からは余分に金を取る。合理的だと 思います。酒を飲まない人が酒飲みの酒代まで払うのは非合理、 と考えれば納得できます。 エアラインは、必死なのです。
イラン航空のようにすりゃーいいよ。 イラン航空に◎
そういえば最近のキャセイのビジネスクラスは酒が出なくなりました 今年に入ってですが、キャセイのビジネスクラスでは 酒を出さないことが多くなったような気がします。 もともと、短中距離では滅多に酒を飲まなかったので、 後で、『そう言えば酒を勧めに来なかったなあ。』程度 の認識で、実際にはアルコールの乗せたカートは来ていたが、 積極的に勧めないように『指導』が入っていたのかも 知れません。少なくとも、酒の消費を減らすという方針が 根底にあるのでしょう。 酒を有料にすべきと思います。国内ラウンジにしても、 おつまみを数袋(いや十数袋?)堂々と鞄に入れて、 朝からビールを飲むビジネスマンってなんなんだろうか? と思うとともに、コストの無駄を感じます。 確か、機内暴力事件のほとんどが飲酒が原因の根底にある はず。 アルコール有料化、荷物の制限の厳密化または課金、食事も 有料にしても構わないと思います。 それにしても昨今の航空券の安さは異常です。 規制緩和で、撤退した地方のバスと同じ路線を、今や国内路線が 歩もうとしています。 飛行機運賃に限らず、安ければ良いという風潮はなんとか ならないでしょうかね。
エコノミーが安すぎるだけです 大型航空機の出現や航空会社が多くなり、現在のエコノミークラスの実売価格が安すぎて利益が出ないからです。 特に日本発は安すぎて利益が出ていませんが、空席を埋めるために必死に価格競争をしているだけです。 よく搭乗率とかいいますけど関係ありません、一部路線を除きもっとも席の多いエコノミーが満席でも上位クラスと貨物室がガラガラなら赤字です。 安さとサービスの両方を求めること自体が間違っているだけです。 だからこそ利益の上がるクラスを充実させているのです。