カンまたはファレーズ こんにちは 示された中では、カンしか行ったことはないですが、比較の一助として。 カン 街はフランスでは普通の街の感じです。 第二次大戦末期、連合軍がノルマンディー海岸に上陸して、 すぐそばのこの町でドイツ軍との間で激しい戦闘があった場所です。 映画、プライベート・ライアンの映画の中で、 教会の尖塔の上から連合軍の狙撃兵がドイツ兵を次々狙撃して倒し、 それに気づいたドイツ軍の戦車が、 砲撃で尖塔の途中から上を吹き飛ばすシーンがありますが、 そのモデルになったのが、ここの Eglise Saint Pierre だろうと思います。 実際、ここの尖塔は砲撃で上半分が破壊され、その後修復されたので、 途中から上が新しい石で、色が少し違っています。 戦争直後、仮の屋根を置いた尖塔の写真 ↓ http://www.ville-caen.fr/Tourisme/histoire/reconstruction/1951StPierre.asp その後修復された現在の教会 ↓ (15枚目ぐらいの写真、鋭い尖塔のある教会) http://www.iblogyou.fr/guiguine/10346-caen-ma-ville.htm そのほか、ウイリアム征服王の居城だった城の城壁など(城壁内に、博物館など設置) (城壁は、フランス中、かなりあり、これが特別珍しいものではありません。) ファレーズ 行ったことはありませんが、「自動人形館」について、ちょっとだけ。 パリのデパートはクリスマスになると、ショウウインドウに 動物や妖精、子供、サンタクロースなどの人形が飾られ、 それがいかにもかわいらしい仕草で動くように作られます。 それで、デパートのショウウインドウの前は、家族連れや、子供を肩車に乗せた父親など、 歩けないほど人垣が出来て、子供がこのショウウインドウに見入っています。 大人でも、よくできているな~、と思うような出来具合です。 ファレーズの「自動人形館」は、このデパートのショウウインドウの展示物を ここの展示館に移設して、展示しているそうです。 毎年、デパートも、競って、人目を引く人形の展示をやるので、 ここの自動人形館に展示されるのは、どれが選択されているのかはわかりませんが、 人形好きなら、行ってみてもいいんじゃないかと思います。 自動人形館のサイト ↓ http://www.automates-avenue.fr/web/presentation/presentation.php (ファレーズの他の観光スポットはわかりません) どちらが好きかで、選択されてはいかがでしょうか。