先日、インドで珍しく「KENT」が売ってたので買ったらイラン製でした みどりのくつしたさん、こんにちは。 日記読ませてもらいました。 北朝鮮のレストランが 韓国と北朝鮮の交流場所になっていたということは 大いにありえる話でしょうね カンボジアのタバコって 実は10種類くらいあります 自分は「ARA」っていう銘柄のをよく吸ってましたが これは1カートンで3ドルでシェムリアップのスーパーで売られてました ほかにもアンコールワットがパッケージに描かれたタバコもあって これなんかは値段はもっと高いですが アンコールワットが1箱1箱に描かれているんでお土産にはいい商品です ただ、これらのものはいずれも「ニセタバコ」ではなくて (「ニセタバコ」は実際にある「マールボロ」など既製ブランドのニセモノなので) 一応カンボジアンブランドでした だいたい「ARA」なんて名前のブランドはカンボジア以外では売れなさそうだし・・・(笑) たしかにカンボジアっていう国の工業とか流通はあまり発展していないので これらの製品を作っている工場や生産ラインが本当にあるのか疑いたくもなります だけど、タバコに関してはなぜか、生産も、流通も、ちゃんとできています カンボジアは食料品でさえ、なかなかできていないのですが、タバコに関してはわりと発展しています ・・・ナゾです クラティエで、一緒に屋台にいった人は アサヒスーパードライが安い、安い、といって、飲んでました。 ただし「味が違うけどね」といってましたが。 これは日本から輸入しているアサヒスーパードライではなく アサヒスーパードライとブランド契約を行なってタイで生産しているものでした。 だから味も少し違うんです。 外見はそっくりというか同じなんですが、値段はやっぱり屋台価格で3000ルピアくらい(75セントほど)で非常に安かったです。これは一応契約してブランド名を使用しているんで、厳密にいうとニセモノではないことになります。 同じ「ブランド契約」ですが、インドネシアなどで売られているラルフローレンや、カルバンクラインもそうです。これもかなり安く服が売られているんですが、ラルフとかCKとかとはブランド契約、許可をとった上でデザイン、生産ともにインドネシアで行なっています。 インドネシアで売っているタバコ「ラッキーストライク」なんかも同じ例です。アメリカや日本で買うラッキーストライクとは微妙に味が違います。これらのものって一応許可をとっているので、ニセモノにはならないようです。 ・・・・・・・・・ 先日、インドで珍しく「KENT」が売ってたので買ったらイラン製でした。 インドは非常にタバコが高くて、1箱分で1泊できてしまうくらいなんですが 「安いタバコない?」と聞いてかなり埃が積もったモノをもってきてくれたのがこのKENTでした。 吸ってみたら、まったくKENTの味からはほど遠い。 このタバコのパッケージにも、アメリカのKENTの製造元とブランド契約を行なって、許可のもとでイランで製造している旨のただし書きがありました。 インドではほかに「Dolphin」というミヤンマー製のタバコが安かったです。 ・・・・・・・・・ 私観ですが、このようにブランド契約を行なっているとニセモノではなくなるのですが、中には、実際にはブランド契約を行なっていないのに、そのようにただし書きをしてニセモノの「隠れ蓑」にしているものもあるのではないか、とも思います。たとえば、イラン製の「KENT」ですが、ただし書き上は、ブリティッシュ・アメリカン・タバコ社とブランド契約を行なってイランで製造している旨かかれていますが、本当にそのような契約や監修などがあってこのタバコが生産されているか、非常に怪しい気がします。 というのも商品そのものも大変粗悪で味もまったく異なり、これを「KENT」と言い張るにはとてもムリがあると感じたことと、あとはアメリカの一大手会社が、イランという敵対関係にある国で、アメリカンブランドの生産に応じるだろうかという単純な疑問です。 自分の勝手な直感ですが、イランで作られたと書かれているこのタバコこそ、 実は北朝鮮産のニセモノだったのではないか、という気が今ではします。 つまり、本当は北朝鮮で生産されているニセタバコのパッケージに、 Made in Islamic Republic of Iranと表記することが、 北朝鮮とイランの間で合意されているのかもしれない、 なぜならそうすれば、北朝鮮の「ニセタバコ」を大量にイランを通じて諸外国に流し込めるはずですから。