10月から11月にかけて、インド旅行しました。
今回は、プシュカルから、ジャイサルメールを鉄道でまわりました。
いつも、日本で先に鉄道の予約をして、Eチケットを印刷していくので、そうしました。
ニューデリー → アジメール バスでプシュカル → アジメール → ジャイプール → ジャイサルメール →デリー というコースで列車を押さえました。クラスは3AとSLです。別に、時間的には、現地での宿泊もあり、余裕がありました。
問題が起こったのは、最後のジャイサルメールからデリーの列車でした。
ジャイサルメールが始発駅なので、時間とおりに発車することが多いので、1時間前には、駅に行ってました。乗るクラスは3A、当然寝台です。時刻通りでも17時間の旅になります。まあ、寝てれば次の日の昼には着くだろうと思ってました。
しかし、列車が30分くらい前に入ってきて、そこで、気が付いたのですが、私の持ってるEチケットの日付が1日前・・・でした。
あと30分、なんとかしないとと思い、駅の窓口に相談しましたが、もうこんな時間ではフルだ、外国人枠も全部埋まってるよ。私は、途方にくれました。というのも、次の日、インドの友人と会う約束をしていたので、どうしてもこの列車に乗らなければならないという事情がありました。また、インドへは自分の仕事でコルカタまで飛ぶ必要もあったので、余計です。
少し、頭真っ白になって、考えて、思いついて駅の窓口でセカンドクラスの切符はどこで買うのか尋ねました。彼は左側の窓口を指さし、早くと言ってくれました。
並んでいた人の後ろに並び、発車10分前に切符を買うことができました。120Rsくらいだったと思います。
長い列車を探してやっとのことで乗ることができました。
シートは、固いビニル椅子席ですが、なんとか座れました。セカンドクラスには、長座席しかないので、みんな、夜になると、地べたで寝たり、荷物台に上がって寝たりしてました。私は、椅子では、寝られませんでした。
毛布も何もないし、窓がちゃんと閉まらないので、夜は寒いです。みんな、寒いのがわかっているから自前の毛布持参です。
でも、人がごった返しているので、かえってトイレで席に帽子やらリュックやら席に置いておいても取られるという雰囲気はありませんでした。
乗っている人は、結構親切で、何人も話しかけてこられ、降りる駅がわからなかったら教えるよと言ってくれました。
最後にデリーに着いたのは、午後1時を過ぎていたので20時間も座っていたことになります。
2A、3Aも楽でいいのですが、このセカンドクラス乗車の経験は、良かったと思います。駅で敷物しいて寝ている人々が乗っているのがセカンドクラスです。インド人の普段の姿が身近になりました。
また、列車旅行の非常手段として使えることを学びました。