こうご解釈ください・・・。

1000点どれ?

お悩みのご様子 ごもっともです。

正しくは 現行(つまり昔と違うと言うことです)フレキシパスの使用開始日、つまり最初に使い始めた日から最後に使用指定日数の最終日・・フレキシパス3日ならこの3日を使いきった日までの間が割引き適用有効期間です。

旅行会社の人がバリデーション(日付印)と言う言葉をいろいろな意味で使います。 現地での利用開始日には駅窓口で日付印を捺してもらいます。 この時点でフレキシパスは払い戻しが出来なくなります。

これとは別に購入した際の日付印(バリデーション)を捺す場合も有ります。この場合はたしか三ヶ月?か6ヶ月以内なら利用開始(つまり乗っていない・・前述のバリデーションがなければ)何がしかの手数料で払い戻しが出来ます。

有効乗車開始から一ヶ月以内に所定の有効指定日を使い切らないとその時点で失効します。

つまり割り引き適用の権利がなくなるのは フレキシパス指定有効日数を使いきった時点か1ヶ月を過ぎた日
までです。

さていつから割引きの適用が可能か・・ということですが、今はフレキシパス利用の最初の日(利用日を自分で記入しますが)からが現在の正しい使い方のようです。

ではなぜこんな各社ごと、担当者ごとの返事が出てくるかです。

私の経験から言えば バリデーションは押してあるが 最初の指定日欄に使用開始の記入がないケースです。
つまり 最初から割引き購入・・というケースでは多くの場合その窓口の係員が<お目こぼし>または<うっかり>だったと考えられます。 もちろん 最初の割引き適用が有効日を記入すれば割引きではなく、そのまま乗車できる鉄道やポストバスの場合はそんなことはなく、開始日の日にちを書き込むことをようきゅうされるか、短距離(一番良い例は空港からチューリヒまたはジュネーブなどの利用の場合)では割引き無しの切符を買うことを薦められます。

私の例では 10年ほど前に航空機が大幅遅延してグリンデルワルドへチューリヒ空港まで臨時に友人たちとマイクロバスをチャーター深夜に到着したことがあります。

このときはつまりフレキシパスの利用開始の最初はミューレンからツエルマットへになりました。

ですが この事情をユングフラウ鉄道の窓口で説明したら、窓口の人がにっこり笑って ノープロブレム とわれわれのコース(他の乗物部分も含めて)のチケットを割引き適用で売ってくれました。

バリデーションについても聞いてみたら、やってもいいけど1日無駄になるからこの地を離れる日にしてもらった方がよい・・と云われました。

もっと以前は使用開始はともかく チューリヒ市内への移動で使い切ったフレキシパスをしない移動や周辺観光地への移動で1-2日(空港移動も含めて)使った記憶もあります。 つまり以前はそれほどおおまか・・または おおどかだったのです。

ながなが書いてしまいました(くどいのはいつものことですね)。

このシステムは はるかに海を越えてスイスに来てくれる観光客のためのものですので 多少の間違いはあまり目に角は立てない・・という思いがあるような気がします。

これからは海外観光客(ヨーロッパ域外からの)も増えてきていますので 提要のルールも厳密になることは考えられますし、現になってきているようです。 一番厳しいルールを踏まえてうえで運用上は理由を説明して直接窓口にお話してみる・・と云うのが お薦めの対応策です。 

レスの主旨ご理解いただけますでしょうか。  

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • 詳細な情報ありがとうございました

    いつもながら、ぼうふらおじいさん様の知識と親切さには頭が下がります。
    詳しく教えて頂き、やっと分かりました。

    実は、知り合いの一人が2年前にスイスへ行かれたのですが、最初の記入日と最終の記入日の間のみ有効というスタッフと、それ以外でもOKと言って半額で売ってくれたスタッフとがあったそうです。

    その事情が、やっと分かりました。

    いろいろありがとうございました。

    • いいね! 0
    • コメント 0件