いまYahooを使おうとして、トップページのニュースの表題が目に入ったのですが、「蒲蒲線」構想。同じ駅と駅の間にどうやって新線?季節外れのエイプリフールか?とも思いましたが、記事を読んでみるとこの「蒲蒲」、京浜急行と東急の蒲田駅のこと。約800m離れている両駅を結んで羽田空港へのアクセスを改善しようということらしい。
いや、さすが首都圏、需要の規模が違うのと、どう言うわけか国や自治体の補助金がつきやすい(←「地方」の僻み?)ので大胆な構想。これが京阪神だと鉄道ファンの夢物語に終わってしまうのがオチですが、首都圏だと十分実現してしまいそうな気がします。
話は新線で両駅を結ぶだけでなく、レール幅の違う両線を車輪幅を変えることができる列車を開発新造して乗り入れてしまおうという、まさに夢のプロジェクトです。
東急は蒲田を終点とする池上線が乗り入れるのか、元の目蒲線、今の目黒線・多摩川線か、はたまたどちらかを経由してさらに別の線の列車が走るのか詳細はわかりませんが、新線の距離が800mしかないことを考えると実現の可能性は大だと思います(ついでに東急と蒲田で駅がくっついているJRも新線に乗り入れれば良いのにと思うが、こちらはモノレールの親会社なので無理か?)。
でもこれができるなら関西空港も地下鉄堺筋線経由で天下茶屋から阪急が乗り入れとか、汐見橋/桜川経由で阪神や近鉄が南海に乗り入れて乗り換えなしに空港にアクセスとかもできそうな気がしますが、「政治力」の差、難しいかな...?