レポート

プラハの地下鉄は油断大敵

公開日 : 2011年11月01日
最終更新 :

 10月末の土曜日午前9時半頃、MUSTEK駅に着いたので扉近くの男が降車ボタンを押したが扉が開かない。降りようとする人たちで押しあいとなり、扉近くにいた我々は後ろから押されながらボタンを押そうとしたが、届かず、一人の男が無理やり扉をこじ開け降りることができました。しかし、あれだけ扉付近が混雑していたのに、降りたのは我々二人のみ。その瞬間に、「やられた!」と分かりました。バッグの中の財布だけがありませんでした。一連の騒ぎはすべて仕組まれていたのです。
 その集団すりグループは、少なくとも3人以上、ひょっとすると6,7人かもしれません。
 対策は、貴重品を入れたバッグなどは必ずコート、上着などで隠しておくこと、扉付近には立たないこと、何か騒ぎが発生しても絶対近づかないことだと思われます。
 届け出た警察には、ほぼ同じ場所で、同様の被害に遭ったイタリアの若いカップルが被害届に来ていたことからも、何組もの被害者が発生しているのではと思います。

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4件のコメント

  • Re: プラハの地下鉄は油断大敵

    わたし(ポチ)も プラハの地下鉄でやられそうになりました。
    地下鉄の中で数人に囲まれて、何か怪しげなふんいきなので別のところに移ろうとつれのミケにいったら
    後ろから大きな男にとりおさえられて大きな声をだしながらもだえていたら、ジーンズの前ポケットから
    財布がなにか生きているようにするするとでていくのに気がついてそれをおさえたら、ちょうど駅について
    4.5人の連中何か悪態をいいながら降りていきました。 30秒ぐらいの騒ぎだろうと思います。
    被害はなにもなかったですが、こわかったです。

    その晩は夜の長距離バスで チュウリッヒに行く予定でしたので。荷物を長距離バスターミナルにあずけて、
    プラハの最後の見納めといった感じで、地下鉄にのったので、 財布の中は現金ほとんどゼロでしたが、
    バスチケットと、 荷物預かりの半券がはいっていたので、すられていたら、バスにのる予定が、がらっとかわって、 その翌晩のチュウリッヒ発の帰国の飛行機に乗れなかったと思うとぞっとします。

    私たちの乗った駅でなく途中から乗ってきた連中だったと思いますから 
    カモがいるとだれか連絡してのってきたのだろうと思います。

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  • 以前から良くある手口だが

    入口付近の混雑に注意!

    おれおれ詐欺と同じで実際遭遇して見ないと状況が分からないものですね。
    こういうのは。 まして旅慣れない人にはなにがなんだか・・・

    被害情報は後に続く日本人旅行者に役立つでしょう。

    すくなくとも2,30年前の古ネタ自慢よりは

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  • 11/11/01 23:07

    巧妙な手口

    状況を読むと、否応なしに巻き込まれそうな巧妙な手口ですね。被害が小さい事を祈ります。

    私もかってプラハの地下鉄でやられそうになりました。
    この20年間は毎年夫婦でヨーロッパの個人旅行に出掛けてますが、明らかにやられそうになったことはプラハの地下鉄のただ1度だけです。
    それくらいにここはひどい環境なんでしょうネ。

    私の場合は夫婦で地下鉄に乗るときに、ホームではさほど混んでいなかったのに、ドアが開いた車両に僕等の両側から何人かがサーっと乗り込みました。 
    あれっ?と思っただけでしたが、車両の中は混んでいないのに、ドアが閉まると僕等の周囲に5人ほどがくっついていて、へんな感じでした。
    そこで他の場所に移動しようとしましたが、5人の若者が囲みを作っていて、動けなかったのです。

    その時になって、「これは囲まれた!」と察しました。
    囲まれたらしいとワイフに日本語で言って、囲みを破るから私が突破するそのときに私を後ろから押すように言いました。
    勢いをつけ囲みを破るためです。
    そして突破するときにワイフノ腕を掴んで、引っぱり出すように、一緒に突破したのです。

    囲みを破ると、彼らはドアのところで向こうを向いていましたが、次の駅で皆降りてしまいました。
    乗り合わせた乗客は、僕等の置かれた状況を分かっては居ましたが、誰も助けようとはしませんでした。
    きっと怖いからでしょう。


    その時は私もまだ50歳を過ぎたところでで、血の気も多かったので、こんな脱出をしましたが、今ではそんな対応は、もう出来ないかも知れないと思っています。
    こんな経験をして以降は、これは個人旅行では用心が大切だという教訓だと思って、気を付けています。

    お蔭さまで気を付けているので、これまで30回近いヨーロッパ旅行でも、何の被害も無く、旅行を楽しむ事が出来ています。
    油断はしてないゾ!という雰囲気を回りに見せておく事も、大事ですね。

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    地元民は被害に遭わないから

    若いやつらか。地上や地下道の中高年浮浪者とは別口だな。ABC線を三角形にぐるぐるまわって仕事しているんだろう。(プラハのチケットは時間制で、時間内の乗降が自由。そのうえ、駅で線の乗り換えが、これまた迷路。)近年のプラハは、あのとんでもなく深い地下で携帯電話が使えるので、さらにワルになっているだろう。

    プラハに限らず、どこの街でも、こういう連中は、自国民には手を出さない。だから、地元の人もまた、連中の「生活のための仕事」とは関わり合わない。だいいち、彼らの多くは外国からの流入者で、言語さえ違う場合もある。(とくにプラハは、没落衰退するばかりの旧東欧国から、若者もいっぱい流れ込んでいる。)さらに言ってしまえば、警察さえも。せいぜい「被害証明」を出してくれるだけ。あとは自分の国の保険で、ということらしい。

    妙な話だが、スリや恐喝もまた、ある意味で、外貨獲得のための観光地の重要な産業のひとつだ。そして、日本人は、そのもっともいいカモ。だから、地元の人が多いから安全、などということはない。むしろ、連中は、この例のように、地元の人が見ているところでも、平気で「仕事」をする。

    でも、油断してないぞ、という雰囲気を出せるのは、それこそまさに旅慣れた人だからでしょ。これが説明に難しい。カバンを両手で抱え込んで、あちこちきょろきょろしていれば、かえっていかにも。言ってみれば、威厳や目力? ほかに具体的にどんな工夫があるのだろうか?

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  • ムステーク周辺はやばい。

    ヴァーツラフ広場(ったって札幌大通りみたいなところ)の坂の下が、ムステーク。この辺は、カレル橋、天文時計前と並んで、観光客を狙っている悪い連中のたまり場。ここを通らないというわけにはいかないだろうが、道の端は歩かない、手荷物は抱える、などの注意が必要だ。

    なぜ危ないって、この辺は、建物内通路が、地下道を含めて、迷路のように四方に発達しているから。通りや路地ではなく、建物と建物の廊下が中庭でつながり、地下で建物と建物が立体的にずれてつながっている。だから、見通しがきかず、待ち伏せするところはいくらでもあり、建物の中に逃げ込まれたら、絶対に追いかけられない。いつも反政府デモがここを拠点としてきたのは、こういう理由がある。

    そのうえ、これより南側の「新市街」は、観光産業や開放商業の恩恵を受けることができなかった、中高年中心の貧しい地域。かなり荒れたまま、時代に取り残されている。ムステークは、その接点だ。(概して、どこの国のどこの街でも、大きな警察署のある周辺は、あまりよい地域ではない。)

    ムステークのあたりには、観光客向けの両替商も多いが、あまりお勧めしない。そこら中で浮浪者が外国人を見ている。それも、どうやら組織的だ。とくに夜は、土地勘がないなら、地下道を含め、このあたりをうろうろするもんじゃなかろう。以前は栄華を誇った国民デパートのテスコも、共和国広場のパラディウムなど、市内に他に新しく大きなショッピングセンターができて、むしろチェコ時代よりすさんでいる。とはいえ、地下の食品売り場などは、いまでもローカル色が強く、おもしろい。昼間に訪れてみよう。

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    具体的で貴重な情報

    管理人。次の版に記載したら。

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