09/07/08 08:13

このさいなので

これだけは頭にたたき込んでおきてください。

”出国”に拘っていますが、航空会社は帰国用または第三国出国用
航空券所持が義務づけられている場合を除き、乗客の出入国まで
関与しません。恐らく、シェンゲン協定の関係で(非加盟)、
ドゥブロブニで出国すれば、ウィーンは乗り継ぎなので、ここでの
手続きは不要だが、一度入国すれば当然出国手続きはあります。
しかし、” 一度、ウィーンで出国する場合は、ドブロブニクで荷物を預ける際に”
という文章からは、どうみても出国と入国とが混同されているような
気がしてなりません。

乗り継ぎ時間の間に、入国しようが、レストランで食事をしようが、
ベンチに転がっていようが、買い物に夢中になろうが、エアラインは
そのことに関与しません。当然、ビザ等が必要な国とかは別問題です。
航空券には、途中下車(途中降機と言います)が認められている
ものと、そうでない場合(Xが付いている)とがありますが、
原則24時間以内ならば、娑婆に出ることは可能です。
だたし、今回はOSでの接続なので、ウィーンに出たきり戻らないとか、
乗り遅れるとかは御法度。すでにチェックイン済みなので、搭乗者の
行方不明で大騒ぎになります。この場合は次の便を用意してくれる
ことは原則しません。自腹で帰る覚悟が必要です。これも頭にたたき
こんでおくべきことでしょう。ですから、時間には余裕を持つこと。

確かウィーンだったと思います。少し郊外で、乗っていたトラムが
故障。当然、アナウンスはドイツ語だけで、それは後から来るトラムに
乗り換えてくれ。でした。イタリアでも地下鉄が駅で停止。すでに地上に
出ていたのですが、その街は全く知らないので、交通手段がわからない。
車内および構内放送は良く聞こえない(日本語でも難しい)し、実際は
『送電線か信号だかの故障』というだけで何も有用な情報はない。
半分位は出ていったが、待っている客も居たため、こちらも急ぐことも
なかったので、一時間弱ほど車内で待っていました。
これが帰国便に繋ぐ場合ならパニックでしょう。

ということで、知らぬ土地では、主な場所からは離れないこと。
公共交通の時間もあてにならないので、いざとなったらタクシー
を飛ばす決断もすべきです。

荷物と人間は全く別です(あくまで今回のケース)。荷物の途中下車を、
はじめに主張しない限り、当然成田となります。


実際の時間ですが、出入国に二時間-二時間半、余裕を見て3時間。
移動に往復一時間とすると、残り一時間。ドイツ語圏に限らず、
注文も支払いも遅いので(のんびりする場所なので)、一時間は
きついかな?

ということで、到着が30分以上遅れたら、おとなしく空港で待機。
空港でもケーキが食べられます。

慣れていれば簡単です。PP&Mさんのようなドイツ語圏の達人でなくても、
私でも簡単だと思いますが、慣れないといたるところでロスタイムが
生じます。できれば公共交通機関の時刻等を良く調べて、目的地までの
道順も頭にたたきこんでおいたほうが良いでしょう。

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