レポート

タイ洪水被災者の現状レポート

公開日 : 2011年10月28日
最終更新 :

ぼくが以前住んでいたノンタブリーにある住宅地(バンコクから車で15分)では、1階が完全に浸水して、2階まであと少しというところまで水位が上昇しています。
大方の住民は避難しているのですが、友達のタイ人美容室オーナーは家財や商売道具の盗難(多発しています)を恐れて、2階に留まっています。
電気、水道、ガス、などのインフラはすべて使えません。政府から配られた米も電気がないので炊けません、水道が使えないのでトイレはオムツに貯めています。
差し入れられた食料もすぐに腐ってしまいます。

報道によると、ある地域では、小さな小船による交通をマフィアに支配され、住民は少しの移動にも300~400バーツを支払っているそうで、助けに入ろうとしたレスキューをマフィアが拳銃を使って威嚇していると伝えていました。
警察は何をしているのか?そう思ったあなた、警察もそれどころではない状態なのです。
言葉の通じない外国で被災した場合、旅行者は現地の人たちの大きなお荷物になるか、見捨てられてしまうでしょう。
スワンナプームは大丈夫だし、プーケット、パタヤやチェンマイなら大丈夫だろうと考えているあなた、バンコク脱出組でどこのホテルも満室だし、バスや航空機のチケットもなかなか取れません。やっと取れてもバスの運行時間は乱れているし、行き先のよっては、通常の2倍~3倍程度の時間を要します。

バンコクでは非常食であるインスタント食品や飲料水は売り切れていますし、いつもは渋滞している道路もガラガラです。今後、ものの生産や流通が元に戻るまで、数ヶ月かかる見通し、今は現地の人の事と自身の安全を考えて、タイ旅行は中止すべきとぼくは考えます。

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6件のコメント

  • Re: タイ洪水被災者の現状レポート

    バンコク中心部のスーパーやコンビニからも水やカップめんは棚から消え去っています。

    マクドナルドではまだペットボトル入りの水を売っていました。
    1本15Bで

    非常食用にと思い、ハンバーガーをいくつか購入し、冷凍庫に放り込んでいます。

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  • Re: タイ洪水被災者の現状レポート

    非常に緊迫した状況が伝わってきます。自分は来月末から航空券予約済みで、まだ時間があるので、じっくり検討中です。空港が問題ない限り、地方都市(クラビかチェンライか)に行くか、回復すれば、バンコクも。また、国を変えること、日程変更も含めて検討しています。

    現時点、非常に緊迫していることは、十分承知で、いちを、調べたんですが、パタヤのホテルは明日も明後日も、数日先も空きだらけです。AGODA他、いろんなサイトで確認しましたが。価格も通常です。 エアアジアで明日、明後日、・・・・とバンコク→プーケットを見たんですが・・・ほぼ全便?1日何便飛んでるか分からなかったんですが、1日10便どの便も購入できますよ。 直前なんで、激安ではないんですが、1800B~3000Bくらいです。

    緊迫してるのは間違いないんで、この災害情報そのものを否定しているわけではありませんので。

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    (お詫びと訂正) 誤った情報を発信していました。

    ブルースレスキュー様 ご指摘ありがとうございます。予約サイトを通せば簡単に予約できそうですね、航空機のチケットも問題なさそうです。海外からのキャンセルが多数出ているため、空室も出てきている、あるいは出るであろうキャンセルを見越して、現在はオーバーブッキングにもかかわらず、予約を受け続けているという状況でしょうか?とにかく正しい情報を伝えることが大切なことだと考えています、よってチケットやホテルに関する情報は誤報としてお詫びをして、訂正させていただきます。11月の末には復旧していることを心より願っています。

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  • まだ安心できませんが

    私は ラプラオ通り ラプラオ運河そいに住んでいます。
     住んでからもう 15年近くになります。

    今回の冠水は 従来の大雨の冠水とはメカニズムが違いますが、住む住宅地域で
    標高の高いところか?同じ住宅地でも高く家を建てているか(建売では同じ高さですが)
    雨季の時期に 住宅を見て 判断しました。

     ただ今回は 四方水に囲まれ、下手をすると床、下水、トイレから水が噴き出すくらいの
    水位なので、よっぽど準備(最悪のケース)を考えないとうまくいきません。

     トイレの槽は オーバーフローを付けて下水に出す、下水口も 前後ある場合は 周囲を
    囲って高くしておく、床からの浸水は どうしょうもないので
     周囲を土嚢で囲って、水を 一か所に集めるようにして、ポンプで吸い出す。

    まだ 私の周囲には 冠水は押し寄せていませんが
     400Wの排水ポンプ(毎分100Lの排水)3台
     エンジン式の排水ポンプ (最大500Lの排水)3台
     3000Wの発電装置 を 準備しています。

    洪水のハザードマップをみていると 私のところは 1mくらいのようですが、これも
    信用できるか 水が来てみないとわかりません(過去の経験値がないため)

     車も自宅に エンジン側をジャッキで上げておくことにしています。
    (理由は バッテリーが使えれば 電灯の代わりになる。ガソリンを抜くことができれば
    エンジン排水ポンプの燃料になる)
     燃料は 1週間分は 別途 準備してはいます。

     冷蔵庫は重たくて2階に運べないので、70CMくらいかさ上げしています。
     水道は 水道管から電動ポンプに直結してあるので、電動ポンプが壊れても
     水道の水圧で 2階まで水がちょろちょろですが 上がります
    (建売では 貯水タンクにためて、揚水ポンプで上げる方式が多く、これだと 冠水すると
     汚水が入ります。 直結もポンプで引っ張ると汚水を吸うことがあるので、冠水時は
     ポンプを使わず、200Lくらいのポリバケツに水道水を貯めることになっています)

    周囲の住宅は 玄関に防水壁をして 無人の家も多く ブレーカーを切って退去しているか
    どうかもわからず、最悪 柱状トランスに漏電などで負荷かかかり過ぎて、停電もありうるので
    発電機が必要です。

     ガスは ピクニックガス(5kgのガスボンベの上に五徳がついたタイ独特のガス調理機)
    と カセットコンロ(今日のタイのTVで 日本人ご用達のフジスパーの取材が報道されて
    いましたが、ガスボンベが品薄だったようです。ボンベ、器具は 非常事態を想定して
    今年初め買っておきました。
     食材は 冷凍食品があるので 日本のコメと冷蔵庫がダウンしなければ 僕は生きて行けます
    タイの人は コメとナンプラーだそうで、炊飯器は 発電機で動きます。

     さて あと1週間 水の塊が どう来るか~! 様子をみているこのごろです。

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  • ノンタブリー

    我が家があるのはチャオプラヤのエクスプレスボートの桟橋(時計台)の対岸西側です。
    家は水没、着替えだけを持ちタイ人の奥さんとブログの友達の家に居候。
    同じノンタブリーでも少し地盤が高ければ冠水する事もなく。
    洪水騒ぎを忘れる感じです。
    周りでは家の側の川で釣りをするタイ人、即席のヤスをを作り楽しむタイ人
    この際水遊びをするためタイヤのチューブに空気を入れて浮輪で興ずるタイ人。
    しかし考えても仕方がない・・・タイ人奥さんにPCでのテレビニュースを見せてあげるのですが・・
    長くは見ません・・つらくなるそうで。
    居候の身・・・三杯目そ~と出しじゃないですが、私より奥さんが気を使い一緒に軍用車両に乗り、
    市場に肉、野菜を買いだしに。
    見る限り湖かと思いきや・・・そうでもないのですネ
    しかし交通は遮断され大型のトラックであれば可能ですが後は全てだめ。
    以前この洪水の水も1週間もすれば引くので・・成功を祈ると書いてた人。
    今考えればこのような何も知らない人がよくもシャ―シャ―ト書いてると腹立たしく思いました。
    ただバンコクの中心地当たりでいる方とは違いローカールな生活です。
    これからも本当に安くて楽しいタイ旅行を求めている人に。
    タイのバンコクの近郊に住んでる限り正確なためになる情報を書いて行きたいと考えてます。

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  • インターネットの弊害?

    私は今、バンコク都バン(グ)プラット区の自宅に籠城しています。
    避難勧告が出されていますが、家族(タイ人)の意向もあり、避難していません。
    幹線道路のジャランサニットウォン通りでは胸位まで冠水(27日現在)しており、
    今現在も増水が進んでいるようです。路線バスは運行停止しています。

    このような状況ですが、幸いなことに我家には浸水していません。道路に水は出て
    いますが、ふくらはぎ程度までです。家は道路から50cm高くなっており、家の
    床面まで15cm程の余裕があります。2m程の道路(路地)から先は低地になって
    いて、向かいから先の家々は1m位の水深で冠水しています。電気は通じています。
    これをもって、バンコク(バン(グ)プラット)は大丈夫などと言ったら、私は馬鹿
    そのものです。アユタヤ、パトゥムターニー、ノンタブリーでさえも水が出る前に
    立ち去っていれば大丈夫だったはずです。自慢げな結果OKの経験情報は、謹んで
    欲しいものです。

    話は変わりますが、コンビニ、スーパーには無いはずの水や非常食品、あげくの果て
    にはボートまでが調達されてきたり、地元住民のコネクションには驚きを禁じ得ません。

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  • 逃げ帰ってきて、良かった。

    当初は、27日の深夜にバンコクを出る便を予約。
    タイ航空に無理を言って、変更不可の切符を無料で
    変更してもらい、20日の深夜便で帰ってきました。
    まだ空席はあったけれど、やたら、子供が多い便でした。

    考えたより、浸水の速度は遅く、結果的には
    当初の便でも、ぎりぎり、帰国できたでしょう。
    しかしながら、フェイル・セイフに。
    危ない橋は渡らない。

    今日、28日一日で、浸水状況は急激に、悪化しましたね。
    カオサンは安全といっていた、ノー天気の方は
    どうなっているんだろう。

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