Re: ツェルマットでのピクニックについて教えてください

petit-KAKAさん

お子様づれでのピクニックの経験は残念ながらございませんが なんべんかかの地を訪れておりますのでご参考までにしょうしょう。

1)この場合のピクニックエリアは多分 スネガのケーブル駅すぐ下の湖畔だと思われます。 火の使えるオープンエリアという意味で 材料は全て持ち込み、現地売店?は無しだとおもいます。その上まったくの日陰無し・・。 お薦めできません。

ピクニックでの火を使わなければ テルモスと敷物を用意されてスーパーやお菓子屋さんで食べ物を仕入れて景色の良い湖畔で山を眺めながらの お店開き?はまったくの制限無しです。 どうしてもお肉やソーセージを焼きたければ山の道具やさんでラディウスのレンタルなどと言う手はありますが・・。でも気持のよい場所に小さなレストランが沢山有りますので・・。

2)ハイヒールやかかとの高い靴でなければ問題は有りませんが やはり山道は山道です。 せめてウオーキングシューズぐらいまでがよろしいでしょう。 フィンデルンから下りるルートは細かな砂利と土のやや狭い道です。 スネガのケーブル駅からトリフテンを通って下りる道は車の通れる砂利道。林間です。

3)高所までの登山鉄道、ロープウエイ、ケーブルが完備していますのでその周辺はベビーカーでも動き回れますが、ハイキングともなるとべビーカー兼用の背負い子?を持ってきている親子が多いと見受けます。
くたびれたり、お子様向けで無い場所はさっさとしょってしまう戦術とお見受けしました。

ローテンボーデンからリッフェルベルグのいわゆる逆さマッターホルンめぐり。 スネガからフィンデルン。
シュワルツゼー周辺のお花畑・・。 でもいずれも石ころはゴロゴロですが・・。

4)2日目のクラインマッターホルンは高度が4千メートル近くです。しかも展望台は鉄製の階段を上るのでかなりのエネルギーが要ります。 ゆっくりあるかないと大人でもふらふらします。 標高差は2千500メートルの上下ですので その後すぐにスネガへのピクニックは3歳のお子様連れでなくてもキツイとおもいますが・・。

ツエルマットへまっすぐ戻らずに シュワルツゼーへ途中のロープウエーで回られてハイキングをいうほうが良さそうですが・・。 食べ物は持参で 何処ででも座り込んでのピクニック・・・。

スネガからのマッターホルンは 午前中がお薦めなのです。昼頃になると木陰が無いのでややしんどい。午後はマッターホルンがどんどん逆光になります。

2日目 はまずゴルナグラードへ上がられる方がお薦めです。クラインマッターホルンは高さは高いのですが、(高すぎる)展望の風景から言うと隣のブライトホルンが高すぎて邪魔をします。 

ツエルマット各地の風景は www.zermatt.ch でご覧になれますので それでお決めになったらいかがでしょう。 

乗物を使うとはいえ富士山より高いところを3歳のお子様を連れて往復しようとしていると言うことをお忘れなく・・。




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1件のコメント

  • ありがとうございます。引き続きアドヴァイスお願いします。

    ぼうふらおじいさん様
    ありがとうございます。

    地理や標高の知識が全くないのですが、計画の丸投げ的質問は失礼かと思い
    スケジュールを立てました。
    それに対し逆光になること、鉄製の階段のことなど子供連れ旅行に大変助かる
    情報をありがとうございました。
    クライン・マッターホルンはリティ様もアドヴァイスをくださり
    今回は行かないことにして下記のように変更しました。

    朝ツェルマット到着後すぐにゴルナーグラート鉄道に乗る。
    →ゴルナーグラート→リッフェルべルグ
    →(余裕があれば)リッフェルアルプ

    ハイキングの基本的なアドヴァイスをいただきたく考えを書きます。
    間違いがあれば教えてください。
    ・服装は重ね着で気温変化に対応出来るようにする。
    (Tシャツ+長袖+薄手のセーター+ウインドブレーカー)
    ・靴はウオーキングシューズ。靴下は厚めのもの。
    ・直射日光が強いと想定して日焼け止めや帽子を利用する。
    ・食事はハイキングコースの途中にあるレストランで取るが
     子供もいるのでいつでも食べられるようなビスケット・チョコも持参する。
    ・水は一人1リットル

    質問(1)ハイキングコースは迷わないような道標があるのですか?
    質問②持って行った方が良い物はありますか?

    再度質問やアドヴァイスを求めて申し訳ありません。
    どうか宜しくお願いします。

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    Re:引き続きアドヴァイスお願いします。

    peti-KANAさん

    服装は基本的にそれでよろしいと思います。 なお 日射しは強くとも高度があるため風は基本的は爽やかです。いえ時には涼しいくらい・・。ヨーロッパの人たちは晴れたら短パンTシャツですが、彼等の短パンTシャツ適応気温と我等日本人の皮膚感覚にかなりの差があるのはご存知のことですよね。

    汗さえかかなければ ウールのシャツでも風通しがよければいいぐらいでしょう。 もっともスイスの山地では夏でもフェーン現象が起きることが有りこの場合はかなりの暑さです。(まあ例外的なことですが)

    ですからお子様は薄着で、汗をかいたら冷えないようにすること。 それと 他の方のレスに有りましたが (高山病といわれていますが)お子様はともかく嬉しくなると走り回りますので高地ではこれが一番応えます。 ですから ともかく上ったらしばらくはゆっくりさせて、とりあえずは水分を取らせる・・。

    その分高度馴化は大人より早いのですからともかく最初が肝心です。

    ゴルナグラード展望台へは ともかく駅からはゆっくり歩くこと。くれぐれも急がない。これでだいぶ違います。

    それとお子様連れですとローテンボーデンから歩き始めてください。 リッフェルゼーを過ぎた後右へなだらかな草原を回りこみますが この道が何本も有ります。 つまりかなり行ってもリッフェルベルグへでますがなるべく上の道を回りこんでいくとひろびろとした草原に出ます。 草丈は低いのですがお花がいっぱいです。 後ろを振り返れば ブライトホルンの白い山とクラインマッターホルンの黒い影が谷越しに、真ん中はもちろんマッターホルン。 その右は チナールホルン、ワイスホルンなどの山が大パノラマです。

    あまり先を急がずこの辺でちょっと道を外れて座り込んでの大休憩と言うのはいかがでしょう。

    この リッフェルゼーからの道をあんまり先まで行ってしまうと道が急になります。 雨でえぐられた道で歩きにくくなります。 うんと下のほうまでいってしまうとかなりな崖(リッフェルベルグとリッフェルアルプの間は登山電車でさえ冬のなだれよけの下を走るほどの大きな崖となっています)です。

    つまりリッフェルベルグまではどなたでもノンビリ歩けますが、ここから先は九十九折りの坂道でじきに膝が笑い出して気がつけば下しか見て居ません。もちろん目さえ上げればマッターホルンが覗き込んではいますがこの頃ではおたがい慣れてしまって ニヤニヤ笑いながら見下ろされている気さえしてきます。

    つまり お止めなさい・・と言うことです。

    時間があれば一駅電車で下ってリッフェルアルプで途中下車、眼前にそびえるマッターホルンを見ながら小さなホテルでお茶・・ということもありますが、それよりひとまずツエルマットの町(窓辺の花がきれいな山の町)散策か軽いお昼、または スネガに上って フィンデルンの村(といっても今では農作業で住んでいると言うよりも別荘みたいですが)で遠くの姿のきれいなマッタホルンを眺めながらの遅めの昼食というのも有りでしょう。 さらにローテンボーデンまで2つロープウエイを乗り継いでいくとさっきのゴルナグラード展望台の尾根の向こうにモンテローザがかぶさるように見えて、もちろんツエルマットを取り巻く4千メートル急の山々がぐるりと・・、大氷河も、 これまた素敵な大パノラマです。

    お水はもちろんあったほうが良いのですが お子様用、つまり大きめのペットボトル家族で一本でいいでしょう。 あちこちに販売機があります。

    もって行った方がよいのは帽子と少々のお菓子でしょうか。

    それと登山電車、ロープウエイの割引きが50%になるスイスパス・・・といってもお泊りではないので 目的地までの往路と復路(経路が違ってもそれぞれ国境まで)2日間(同日でも可)のスイスカードと言うのがあります。 基本的には海を越えてスイスに来る人用(つまりご近所のヨーロッパ諸国では買えない)ですが
    日本人は旅券提示であなたの場合はローザンヌ駅の窓口で買えます。

    このパスは なぜかシンプロントンネルの向こう側 ドモドッソラまで有効ですのでイタリア側の切符はそこから買って置けばいい事になります。(余計なことですがツエルマット内の交通費はけっこういいねだんなんで)