09/06/26 00:36

まさにそのお話をしたかったんです

いやあ、考えることは同じですね。なんか嬉しくなりました。
私もみゅうみゅうぽんさんはどうするのか知りたくて、先のレスにもそれを
盛り込もうとしたのですが、長文になるのでやめたんです。

私が娘(11歳)を連れて行って本当に大丈夫かと不安になったのは、
当初、ツアーで行こうと思ったのですが、その多くが14歳以下お断りだった
んです。

で、アスシュビッツのホームページを見たらこう書いてありました。
It is not recommended that children under 14 visit the Memorial

そして、旧国営旅行社のOrbisのホームページを見たらこう書いてありました。
Because of nature ot this visit, children only allowed under parental
supervising

そして私の結論は以下です。(前提として、私は20年前にやはり個人で
アウシュビッツを訪れたことがあります。
娘は子供向けのアンネの日記とハンネのかばんと杉原千畝の漫画を読んで
います。私がしむけたのでなく、本人の意思で)

 親が「管理」できれば良いのではないか。子供本人への影響というより、
 何も分からない子供が厳粛な場所で騒ぎまわるのがまずいのではないか。
 とはいえ記録映画(私は見ました)はやはり刺激が強すぎ、トラウマになる
 危険性がある。
 そして、展示物もあまりに刺激が強いところはパスすべき。毛髪、かばん、眼鏡
 はOKだけど、義足はパスかな。ビルケナウは全部OKだろう。
 そうするには、グループツアーに入る(記録映画を見るのが必須)のではなく、
 プライベートツアーで親が選択して見学するのがいい。
 つまり、往復のタクシーだけホテルに頼んでチャーターしてもらい、中では自由
 行動。運転手は待っていてもらう(ただ、アウシュビッツ-ビルケナウは乗せて
 もらう)。
 これで行こう! ホテルにe-mailしたら、ネットで検索して見つかるプライベート
 ツアーよりもはるかに安く行けることが分かりました。
 
ちなみに、中公新書「わが子と訪ねた死者の森収容所」(早乙女勝元)では小学
4年生(9歳)の娘とアウシュビッツに行ったことが書いてあります。

ご参考まで。

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1件のコメント

  • 参考になります

    大変参考になるお考え、教えていただいてありがとうございます。
    改めて、もういちど、娘の性格なども照らし合わせながら、考えてみることにしました。

    私自身は、ポーランドに行くと決めたとき、何も考えず、アウシュビッツ訪問は当然、のように考えておりました。
    公共交通機関を使って、好きな時間にいって、ざっと回るかな、程度の・・・
    私自身、訪れたことはなく、しっかり調べていなかったので、子供にとって刺激が強いということにも気づかないままだったんです。
    ふつさんのお嬢さんと違って、現時点ではまだまだ前知識がない娘ですので、出発までにどれだけ理解できるか、というのも心配です。

    ポーランド出身の知人が、来年以降、実家に戻られることになり、今後もたびたび行こうと考えておりますので、少しでも年齢が高くなってから訪れられるなら、そのほうがいいかな、とも。

    大変、参考になるご意見ありがとうございました。
    聞いておいて、本当によかったです。

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    09/06/28 11:42

    本を買い与えたらどうでしょうか

    小学館学習まんが人物館「アンネ・フランク」がいいと思います。
    これはとてもよく書けていると思います。
    まずはこれを読ませてみて、本人が興味をもったら
    行ってみるというのはどうでしょうか。
    一方で、ハナ・テイラー・ゴードン主演の「アンネ・フランク」
    というDVDもありますが、これは収容所での場面があまりにも
    悲惨なのでオススメできません(娘にも見せていません)。

    ところで、私が訪れたときには修学旅行?遠足?社会科見学?で、
    ドイツ人の小学生が団体で沢山見学に来ていました。
    私は行ったことがないのですが、同じポーランドでも
    ルブリンのマイダネク強制収容所は14歳未満は入場不可と
    地球の歩き方には書いてありました。

    実は私はアウシュビッツで娘の精神への影響は今はもう心配して
    いないのですが、ヴェリチカで私の体への影響が心配です(笑)。
    というのも、膝を痛めているので、あの長い階段を無事に降りられる
    のかと。情けない・・・(笑)