ノーンカーイ　－　バンコク　　特急列車　　その２

旅行会社もいい加減だけどタイ国鉄も・・・・

最前提として、日本を基準に考えてはいけません。
これは世界中どこに行っても当てはまること。

タイやラオスに限らず、たいていのそのクラスの国の旅行会社はお客に商品を売(りつけ)るまでが主業務であって、それ以後のことなど責任感も大して感じないし、負う必要のない責任はなるべく負わずに済ます、というのが常識です。
まあ、件のヴィエンチャンの旅行会社は最新の情報を知らなかっただけだと思いますが、これで万が一あながたがその旅行会社でファン寝台の切符の代金を支払って適当なバウチャーを持たされた、なんていう話になればますます不信感が募る結果になったでしょうね。実際、そういうケースもあり得ないとも言い切れないので。

一方で、タイ国鉄も全く予告なく列車編成やダイヤを変更したり、列車を統廃合します。
クルンテープ駅(俗に言う「フアラムポーン駅」)のインフォメカウンターで配布している時刻表と実際のダイヤが違っている、なんていうケースもしょっちゅうあります。
今現在、進行形の話として、タイ国鉄の公式サイトに記載されている東北線時刻表はノーンカーイ方面の列車はコラート経由になっていますが、実際には今年4月にブアヤイ線の改修工事が終わって以来、ノーンカーイ方面の優等列車はブアヤイ線経由に変更になっています。(コラート経由での運転は改修工事中の暫定措置だったので元に戻っただけですが)
なので、確実な情報を得るためには、最低でも乗車する列車の運転線区の駅の窓口で最新の情報を入手するしか方法はありません。

他線区の詳細な情報(列車編成や時刻など)は駅の窓口でも把握していませんし、日本の鉄道窓口のように「問い合わせれば調べてくれるもの」とは思わない方が良いです。
要は、面倒くさくて調べたくない時に、どうせ一見の旅行者相手だし、自分が責任を取らされることもないので、適当なことを言ってその場をしのぐ、ここではわからないと言ってはぐらかす、というようなことは日常茶飯事です。
そこでタイ語が少しでもできれば、冷たい飲み物でも差し入れしながら、「ねえ、めんどくさいこと頼んで悪いけど、ちょっと調べてよ～」ぐらいの機転を利かせれば、それなりに対応はしてくれる場合が多いですけどね。
これを良い、悪いと評価するのは勝手ですが、結局こういうアバウトなタイ人の気質もお国柄だと思って臨機応変に対処するのが上手な旅のノウハウの一つではないかと思います。(笑)
とかく、何もかも几帳面でキチンとしてないと許せない、という人にはタイという国は体質的に合わないんじゃないかと思います。本当に。

ネット購入は、危険なので、しません。

カード番号を打ち込むから、危険すぎます。
あちこちで、犯罪が起きていますよね？

それにしても、どこの旅行会社も、間違った掲示板を出していますが？

私が乗る車両は、エアコン車両なのに、旅行会社の写真では、ファン車両なんですが？
ファンなら、窓が開きそうですが、開かないみたいだし。

ラオス人は、商売が下手といっても、これじゃあ、駄目ですね。
車両編成は、６月に変わっているのに、今は、８月も下旬ですよ。
旅行会社のビラを、見つけ次第、マジックで、直してあげようと思います。