09/06/21 23:21

微笑みの国

はじめまして、Blue 3 です。ブルーさんではなくて、ブルースリーと申します。3年前にアンコールワット・アンコールトム他の多くの寺院を、ホーチミンシティーからカンボジアのシェムリアップに飛んで旅しました。あの蛇がのたうつような文字もあって、日本語ガイド付きパック(日本手配:移動は専属クーラー付乗用車)で、空港でのピックアップ、空港でのさようならで2泊3日の観光をしました。物価が安いのでそれほど高くはなかったと思います。懸念事項は、既に(さすけお母様)がお話になられた通りです。7カ月の乳呑児よりも、2歳のお子様の方がまだ大丈夫ですね。

シェムリアップの街の交差点には(当時は)信号機は無かったけれど、コンビニと(日本の国際援助で建てた)病院がありました。また、日本人のNGOが現地の(内戦で一度は廃れた)伝統的な織物の織女を育成しており、その建物が町の中心部にありました。勿論、日本人の女性(社長)が常駐しているので、何かあったら日本語で相談できると思います。現地ではとても有名な所らしく、日本人の観光客は必ず立ち寄るところです。尚、織物自体は伝統工芸品であることもあってかちょっと高く、私はハンカチ1枚を買いました。

さて、微笑みの国という言葉がありますが、まさしくこの国のことだと思いました。例えば、コンビニで店員さんと目が合うと、ニコッと微笑んでくれます。道で知らない人とすれ違い、目が合うとニコッと… それに随分と癒されました。日本人も昔はこうだった(らしい)ですが、西洋文明の吸収と共に失ったものも多いようです。尚、カンボジア内戦(クメルージュ)の話は、あえてこちらから出さない方が宜しいでしょう。その微笑みとは裏腹に、祖父が、父が、母が…というような悲しいことを思い出させてしまうこともあります。

さて、私からの懸念事項、事前にガイドに申し伝えれば問題ないと思いますが。

1)観光する寺院がもともと多すぎる。また、天孫光臨のように神は天から降りてくるというようで、高い塔の寺院も多い。
2)アンコールトムもアンコールワットも、山登りのような石段を上がる個所(中心部)がある。そこはちょっと無理かも知れない。近くまで行って判断すればいいでしょう。
3)世界で最も夕日が綺麗な丘?というのがあったが、そこも山登りのような傾斜道と石段。ここは巨象の背に乗って山腹まで行けるけど、まだ石段があるな。ここはスキップした方がよいでしょう。いや(おんぶでも登れるわよ)、というのであればOKです。
4)最後にお願い。地元の子供たちが(恐らく家計を助けるために)絵葉書のセットを売っています。1ドル程度の値段なので、煩わしがらずに買ってあげて下さい。帰国したらお友達に差し上げればいいお土産です。しかし、何もしなくて寺院で観光客を待ちうけ、チップをねだる子供が若干名います。これらは当然のこと無視ですね。そうそう成田で40ドルまで1ドル紙幣が両替できます。40ドルでも4,000円です。チップにしてもお土産にしても、1ドル札は結構便利でした。

尚、申し訳ないが東京のどこの旅行社に頼んだのか思い出せません。確かカンボジア専門の小さな旅行社でした。ネットで検索すれば色々と出てくると思います。

それでは、楽しく安全な旅をお過ごし下さい。

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1件のコメント

  • お土産売りの子供・・・

    基本的には、買わないようにしましょう。。日本人の感覚からいくと、非常に安く、その子供たちの援助になれば・・と思ってはじめは買ったこともありました。But、実際はアンコールワット地域は観光客だけでなく、出店者も制限されており、数日交替で複数の業者が平等に入るように工夫されているのです。。子供の売り子は裏に彼らを支配している人間がいて、指示しており、基本的には、彼ら(子供)の収入にはなりません。少しは小遣い程度の収入になるかもしれませんが、大部分は親方のものになります。それと子供の売り子は児童労働に該当し、タイなどを含め、世界的にも禁止しています。また、おもらいは、日本人が彼らの生活費以上にあげるので、ターゲットになっており、彼らに物乞いの意識(乞食根性といったら、言い過ぎ?)を持たせることになり、教育上もよくありません。もともと、チップの風習がないカンボジアで、額も日本人がつり上げていると言わざるをえません。。

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