一応、あるのです。 とんととんたさん、こんにちは。 イタリアのバスにも、ちゃんと「運転手と話をしないでください」と表示がありますよ。 でもその表示の下で、どうどうと立って話す客がいるのですよね~。 立ち話はともかく、一番前の席に座って運転手と話し続ける客は、当たり前のように見かけます。 そしてハンドル手放しの運転手も、バスやタクシーでは当たり前。 なのに、肝心なところではちゃんと運転しているのですよね・・・ この頃は慣れて、全然怖いと思わなくなりました。 バスは、ソレントからだと右側に乗るのがベストですね。 絶壁の眺めが楽しめますから。 次回は、きっとこんな状況でも心配せずに楽しんでください。
あっても 慣れたのですか。成る程。 私はイタリアでの自動車交通の様子を見て、日本の規則万能のような社会について、本当に良いのかなと思うようになりました。 例えばナポリ市内の車の運転が滅茶苦茶だとよく云われますが、私は必ずしもそうでないと思うのです。 車の洪水の中、信号の無い場所での歩行横断でも、運転者に対してこちらの意思を充分に表示すれば、文句を言わずにきちんと止まってくれる。日本ならば、何だこいつは。自分は規則通りに運転しているんだ。邪魔するな。という態度をとるところです。 彼等は結果が良ければ規則は横に置いて、臨機応変でもいいじゃないか、というところがある。このあたりは向こうの方が大人だな、と思いました。バス運転中の乗客との会話もこの範疇なのでしょうかね。
たいせつに イタリアにいると人が大切にされているように感じるのです。 日本で暮らしているよりも。 日本て、規則がないとどうにもならないところがありますよね。 運転についてはまさにその通りで、 私もナポリの横断を怖いと思ったことはありません。 渡る意思をはっきり示せば、どこでも止まってくれるか、 速度を緩めて歩く早さに合わせて後ろを通って行ってくれます。 意思を見せなくても、止まってくれるドライバーもたくさんいますね。 イタリアのどこででも。 シルバーシートが無くても、年寄りに席を譲るのは当たり前だし、 列車内で荷物の上げ下ろしをしようとすると、たいてい手伝ってくれます。 日本では、階段で荷物を持ち、 赤ちゃんの乗っているべビーバギーを持ち上げようとしているお母さんに 手伝いましょうか?と声を掛けると、びっくりされたりして、 余程手伝ってもらったことがないのだろうと思ってしまいます。 やさしい気持ちが無いのではなく、声を掛けるのが苦手なだけなのかもしれませんが。 年取ったら、イタリアにいた方が気持ちよく過ごせそうだと思っているこの頃です。