Re: マイレージ加算率について(スイスエアでANAマイレージを貯めます)

ほしいちさん、こんばんは。

一般論で言えば、価格帯が安いクラスの方が加算率は低い筈ですが、例外なケースもあるようです。
実際に経験した例で言えば、昨年5月にエアカナダ便でトロントまで往復しました。エアカナダのサイトから空きを検索し、表示された様々な料金・航空券種別の中から(留学用とか特殊なのは別にして)一番安い価格のものを購入しました。燃油サーチャージが高い時期だったので、税金関係で結構取られたのでトータルではそこそこな価格になりましたが、航空券自体のお値段としては「6万8千円」でした。

ところが、この航空券の予約クラスは「S」となっていまして、ANAのホームページの提携航空会社別のマイレージ加算率を参照すると、なんと「100%」になっています(ちなみに現在もそのままですね)。エアカナダのサイトで購入できる航空券を検索すると、様々な種類・プランの物が表示されますが、それぞれの予約クラスも表示されます。そこで、自分が購入しなかったもの、当然もっと高いお値段の航空券の予約クラスを見ると、何故か70%しか加算されないものや、ANAの表に載っていない予約クラスのものばかりでした。

しかも、このエアカナダ便はANAがコードシェア便として販売しており、ANAのホームページから購入すると、一番安い価格でも私が買ったものより若干割高で、しかもANAとしてはペックス運賃にあたるものだったので70%しか加算されません。

いくらなんでもこんなうまい話(最安値の航空券で100%マイレージ加算できてしまう)は無いだろうと思ったので、エアカナダに問い合わせましたが「その価格に予約クラスSが付いているのは間違いでは無い」との回答でした。一方ANAには、予約クラスSの航空券がエアカナダのサイトで最安値で購入できることを説明し、ANAの加算率表が間違っているのでは無いかと聞いてみましたが、「加算率の表は提携航空会社側からの予約クラスと加算率の申し出の通りになっているだけで、ANAの方ではそれぞれのクラスがいくらで売られているかというようなことは特に関知していない」ということでした。

説明を両社から聞いても半信半疑だったのですが、実際にこのフライトでは100%の加算率でマイレージ獲得が出来ました。プレミアムポイントも100%です。昨年度、プラチナステータスを達成するのに、これはとても大きな効果がありました。

ただ、ほしいちさんのケースですが、Qクラスというのはスイスインターナショナル・エアラインの予約クラスとしては、ペックス運賃に相当すると思います。だから、一般的な話としてもANAの方でも加算率が70%でおかしい気はしません(ほしいちさんは75%と書かれていましたが、普通70%ですし現在の表でも70%ですね)。

逆に加算率が50%となるのは、ツアーとかパック旅行の場合とか、団体売の航空券のバラ売りの場合だと思います。ほしいちさんの購入された航空券の予約クラスがそれだとすると(予約クラスGの加算率から推測)、通常のペックス運賃よりも何故高い値段での購入となってしまったのかが不思議です。ちなみに来月のいつ頃で、お値段は幾らくらいだったのでしょうか?

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1件のコメント

  • そんな場合もあるのですね

    忍び服さん、丁寧にご説明してくれてありがとうございます。
    エアカナダの件、参考になりました。高い運賃の方が積算率が高くなるとは限らないんですね。
    ちなみに、私が購入したスイスエアの航空券Gクラスは13万5千円で、同時期のQクラスのものは12万円です。スイスエアのHPに各クラスごとの一覧表の料金がのっていました。この一覧表とANAのマイレージ積算率の表を見比べると、運賃に比例して積算率が高くなっているのがわかりますが、GとQクラスだけ逆になっているんです。
    ANA以外でのマイレージの積算率はGクラスもQクラスも同じだったので、なぜANAだけ?と思った次第です。

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    Re: そんな場合もあるのですね

    ほしいちさん

    そうですね。あるようです。

    あくまで推論ですが、もともとマイルエージシステムは航空会社のオマケシステムです。 最近はかなり規制がゆるくなったようですが 運賃は各地区での認可制を取っているようですのでそうそう簡単にいじくれません。 所が席の空き具合は日々変化しますし、時には劇的に急変、全便ガラガラなどということも起きます。

    出来るだけこうした需要変化に対応するため各航空会社はフレキシブルに対応できるインタネットなどでの運賃対応をしていますが それだけでは十分では有りません。 この運賃区分を予め幾つかの予約クラスの分けていてこのわけ方は各社でいろいろです。

    たしか スイスインタナショナルの予約クラスGもQもペックス運賃ですが Qのほうが常設クラスで Gはその時々の販売状況で設定したりしなかったりです。 確かこの時期は 安いQは今ではほとんど席が無い。つまり 早めの予約席だったと記憶しています。

    ですから チューリヒ直行便(NHと共同運航)の予約状況が案外の好調さにある今 LXのG予約に対してこれから入る分のマイルの割り当てを減らすのはNHとしては当り目の戦略かも知れません。

    他の方のレス、カナダでのご経験のやすいSが100%と言うケースも、この時期の航空会社が価格戦略+マイルのオマケをつけてまで埋めたかった席・・と解釈すればうなずけるような気がしますが。

    マイルはオマケで、航空会社の戦術・戦略・・・釣りで言うコマセとお考えください。