09/06/20 07:46

一体何処の

ガイドブックなのでしょうか?嘘とは言わないまでも、
現実から乖離しています。
そのようなガイドブックは陶太されたはずなのですが・・

まずホテルですが、基本的に特別なことを頼んだとき。
なにが特別かと言ったら、コンシェルジュにレストラン
を紹介してもらったとき。この程度では、特別では
なく、チップは不要という説が主流。『満席』と言われた
ので、掛け合ってVIP用の部屋を用意させたとか、地元の
常連さん優先の一番良い席を用意させたとかならば、
払って損はないし、お礼の意味もなします。まずあり得ないが、
ペットの首輪が切れたので代わりを買ってきてもらうとか、
電話番号から住所まで調べてもらい、さらに行き方を教えて
もらうとは、お礼の意味は当然必要。まあ、人間として
常識の範囲内です。

先進国は一般に人手不足(正確には人件費が高いので、
ぎりぎりの人員でやっている)なので、荷物を部屋まで
運ぶホテルは少なく、大抵は勝手に行けです。ですから、
このさいにチップを出すこともほとんどないのですが、
あったならば、ご自由に。この程度では不要という
かたも居るし、必ずというかたも居ます。

レストラン編。
一部誤解があるようですが、どんなレストランでも
税金(多分サービス料も)は徴収します。これが料理の価格に
はじめから転嫁されているか、いないかの違い程度。
日本のように消費税を
通すために作った抜け道もないために、きちんとした店は
きちんと徴収しているはず(あくまではずです)。
ですから、チップが給与の代わりとなっている某特殊な国
(度量衡もこの国だけ特殊)と同列に考える必要は全くありません。
高級でも低級(なんて言葉はありませんね)レストランでも基本は同じ。
『オヤジ、ここの料理は美味いね。釣りはいらねえよ。』
と言えば、店の主人兼料理人も大喜びするはず。

基本はこれまでに書かれた通り。45ユーロならば、庶民的な
店(最近は若い従業員だけで、人件費を抑えるファーストフード
的な店も多い)ならそのまま、入り口でコートを預かる
(今はその季節にあらず)ような店で、身なりの良い接客掛りが
居るような店ならば50でしょう。要するに、お釣りは取っておいて
下さいという姿勢。43だったら、49だったらどうするかは、適当に
判断してください。

タクシーも同じですが、イタリアはバンコクなどに近いかも
知れません。決して料金体系とかではなく、高額紙幣では
釣りがない(半分は本当)。ホテルに戻るときなどは、ドアマン
に頼めば良いのですが、本当にないとか、残りの半分の
場合は、残りが運転手の懐に入ります。さらに9ユーロならば、
10ユーロを出しておしまいという感じ。これは普通のケース。

結局、様子がわからないときは何もしないので良いと思います。
あくまでお礼ですし。

え~と、最近はさすがになくなったのですが、日本からの物品は
不可です。これができるのは、気心の知れた間柄だけ。無理矢理
渡しても九分九厘ゴミ箱行き。

忘れていた。バールだけは、チップの習慣が昔からあるようです。
本当に少額。以前はカフェが1200-1300(でしたよね)リラで、
100リラコインとかではなかったと思います。今はユーロになって
便乗値上げもあるので、減ったかな?です。それでもしっかり
風習は残っていて、例えばローマの空港ラウンジ。イタリアは
ラウンジ内で飲み物を扱うのはバール風のカウンター。そこに
はバリスタやカメリエーレが居ます。彼らにチップを出している
のです。イタリア人は。外人さんはしない(例の某国は習慣で
出すかも)のが多いようですが。

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1件のコメント

  • 退会ユーザ @*******
    09/06/20 08:26

    Bar のチップ

    JORGEさんのコメントで思い出しました。

    イタリア全土を知っているわけではありませんが
    わたしの見た限り、これを置くのはローマだけです。
    フィレンツェで渡したら、変な顔をされました。
    そのかわり、フィレンツェなどでは飲み物自体が少し高めだったような。

    念のためにトピ主さんに説明しますと
    ローマのバールでのチップの置き方は、まず勘定台で注文してお金を払い
    おつりの小銭をレシートの重し代わりにカウンタに置く、というもの。

    バーテンはレシートは破り(注文が通った印)、小銭はすぐそばの
    専用の皿やポットに入れて、飲み物を作ってくれます。

    金額はせいぜい10セントから20セント程度。
    ユーロを置いてるのは見たことがありません。
    高級な店だとわかりませんが。

    これは立ち飲みの場合で、座って飲むのならその限りではありません。
    その場合は菓子パンは皿に盛り、ナプキンもつけて席まで持ってきてくれます。
    そういうサービスをさせるので、たとえコーヒー1杯でも値段は跳ね上がります。
    サービス料が入っているので、チップはどっちでもいいけど
    端数を受け取らずに置いてやってもいいでしょう。

    カウンタのチップも、土地の人はよく置いてますが
    観光客の場合はどっちでもいいと思いますよ。

    それから後で気がついたのですが、トピ主さんはオペラをご覧になるのですね。
    その場合、ひょっとしたら荷物預かりでチップを渡す習慣があるかもしれません。
    それから劇場のトイレットも、係員がいてチップが必要な場合があるかも。
    最近はオペラもコンサートもご無沙汰なので、現状はわかりませんが。

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    「ローマのチップ…」へのお礼

    皆様、早々のアドバイスありがとうございました。何冊もガイドブックを拾い読みしていると、混乱してきていましたので(-_-;) ホテルは、2つ☆の格安ホテルですから、不要のようですね。タクシーも、基本的には、乗らない予定です。乗る時は、小銭を、用意してからの方が、いいようですね。とても、参考になりました。