トリなのに豚

っといっても新型インフルエンザの話ではありません。「やきとり」の話です。「焼鳥」ではなく、あえて「やきとり」と書くのは、南北海道では一般にやきとりというと豚精肉を指すのだそうです。

グレーが紹介したことで全国区になったハセストことハセガワストアのやきとり弁当もブタのバラ肉でした。これが美味い!そして安い。ハセストのサイトでも触れていますが、南北海道では養豚場が多く豚の飼育が盛ん。廉価で豚肉が手に入ったことも原因のようです。

【「豚」なのに「やきとり」? ビタミンB1で疲労回復】

http://www.hasesuto.co.jp/yakiben-banasi.html

函館だけでなく、室蘭などは豚の”やきとり”として有名。ハセストの「やきとり弁当」も札幌などの道南以外のセイコーマートでも購入できるとのこと。

函館WEBマガジンでは「北海道の焼き鳥といえば、豚の精肉」と言い切ってます。函館のスタッフに聞くとやはり豚だそうです。同行取材していた札幌から来たテレビ北海道のクルーによると札幌では鶏ということでした。

【函館WEBマガジン・やきとり弁当ハセガワストア】

http://www.hif.or.jp/gotcha/article.php?story=20070319-02_ja

ハセストの旅クチコミです。

【ブタだけどヤキトリ、ハセストのやきとり弁当は美味し 】

http://tabisuke.arukikata.co.jp/mouth/48786/


ブタのヤキトリ、これは南北海道だけでなく関東でも埼玉の東松山市も有名。日本も広いです。ところ変わればですね。

  • いいね! 0
  • コメント 1件

1件のコメント

  • トリなのにブタ

    マンジンさま、こんにちは。

    トリなのにブタ、不思議ですね。では、こちらでいう、焼き鳥は何と言えばいいのでしょうかね、
    埼玉の東松山でも「トリ=ブタ」というのは、初めて知りました。私、埼玉に住んでいますが・・・。

    このコーナーですと、「トリは鶏だろう」とか、「トリは豚だろう」とか、不毛な議論が巻き起こるんでしょうか!?それは、面白いですけどね!

    • いいね! 0
    • コメント 2件

    Re: トリなのにブタ・・・戦後の焼け跡市場では・・

    makoa187 さん マンジンさん

    今でこそブロイラー方式で鶏肉が安いのですが、こうなる前・・・ずうっと昔は、鶏肉はけっこう高級肉だったのです。 一般家庭、主に農村部では食肉用の鶏ではなくて鶏卵生産用の鶏の老朽化したものが食肉にまわるシステムでは 安い焼き鳥はかなり歯の丈夫な人でないと味わえない?物でした。

    その時代では食肉用の鶏・・今で言えば地鶏、軍鶏などを使った焼き鳥は高級食品でした。

    戦後の混乱期であやしげなお酒、カストリ焼酎などのアテに登場したのが 当時はほとんど市場に出回らなかったブタの内臓でした。 これを串にさして<ヤキトリ>として売りました。 ハツ・コブクロなど つまりヤキトリの屋台にこのメニュウが堂々と並んでいたのです。 お客さんだって値段でチャント区別していました。

    つまり庶民のヤキトリはついこの間まで<ブタの内臓>だったのです。 この牛版が関西で登場した焼肉です。 きちんとした肉屋さんには並ばない 雑肉・・、精肉としては売れない部位を安く買ってきて売ったのが始まりです。

    ですから 私たちの年代?以前では気軽に入る屋台のヤキトリは 鳥であるわけは無かったのです。

    とまあ またまた昔話でした。