上海には古~いものは無いのだ!!

おばばさん、どうも。

ダービーでも安田記念でもオオ損こいて、また今日も競馬でたくさん負けた。
ああ、いやだ、いやだ、日本は・・・早く上海に戻りたい。
競馬の出来ない世界に戻りたい。

その話はさておき・・・・
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さて、おばばさんは
「歴史が好きで、古い街並みを散策するのが好き」
と言うことですが、その歴史と言うのが千年前のことなのか、
500年前のことなのか・・・
2000年の歴史を見るならら西安を、1000年の歴史を見るなら北京を、
そして、この100年なら上海を見ろ、ってな言い方があるそうです。
(【注】各数値は定かでない)
ということで、上海には大昔のものは殆どありません。
北京の故宮とか、西安の兵馬俑みたいなもんは、上海にはな~んもありまへん。
古いのは龍華寺くらいなもんでしょう。
豫園も古いですが、あそこは、お買い物を楽しんだり、
雑踏に圧倒されたり、旨いものを食うところなんです。
まあ、湖心亭に入り、2階席に行けば、それなりの雰囲気は味わえますが。

ということで、上海の古いものと言えば、ココ150年くらいのものなんです。
上で取り上げた1910年に建てられた浦江飯店(Astor House 礼査飯店)や
外灘に並ぶ1900年代初頭から1930年までに建てられた建築群や、
そのほか、旧英米租界や旧フランス租界に残る教会やアパートやホテルや
お屋敷などです。
それ以外は、1930年前後に立てられた、共同住宅などですね。
コレは石庫門住宅と言いまして、イギリス風と中国チックが混ざり合った
2階建て3階建て長屋ですね。
上海には、大昔のものは、何もありませんが、
ココ150年の中国の歴史に繋がる建物は数多く残っています。
孫文や蒋介石や宋三姉妹や当時の上海の裏社会を取り仕切っていた黒幕などの
お屋敷や、暗殺スパイ集団のアジトや、そういったものはドッサリ残っています。

おばばさんの言う「歴史」というのが500年以上前というなら、
上海はおばばさんにとって、面白くない都市かも知れません。
ですが、激動のココ150年の中国に興味があるなら、
上海は、まさに最適な場所でしょう。

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1件のコメント

  • そうなんですかぁ

    中国三千年だから、範囲がひろうございました。
    どの時代も興味がありますが、今はしいて言えば後漢の時代ですかねぇ。
    諸葛亮孔明なんか!
    三国志時代、この江南地方を舞台にしてたと言うだけで、
    満足なところもあります。上海とは、場所的にだいぶ違うかもしれないけど。
    まあ日本で言う明治時代や大正時代の建物も好きなので、昔の西洋的な建物もじっくり見たいと思っています。
    田舎の暮らしを見るのは、蘇州や杭州がいいのですかねぇ。
    8月ツアーで郊外に行くので、その後また一人で郊外に尋ねるかもしれません。

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