ポイントは 4日目の移動 6日目の氷河急行 8日目の宿泊地 でしょうか。 まず、4日目のサン・ミシェルからスイス中への移動はとにかく「移動」「移動」になります。その日の宿泊地としてはグリンデワルトを通常勧めてはいるのですが、この場合強くは勧められない部分もあるのでその辺りは次に。 その4日目ですが、サン・ミシェルからの最初のバスは手元のトーマス・クックを見る限り9:30amですが、ここからスタートしてパリ(モンパルナス)⇒パリ(リヨン)の移動、そこからTGVでベルン、乗り換えてインターラーケン、という行程になります。 ■スイス国鉄SBBのサイトではパリ(東)からのTGV利用が検出されますが、その前の到着地がモンパルナスということを考慮するとリヨンからのTGVリリアが好いでしょう。 で。 インターラーケンに着くのが夜10時前 この移動時間の長さが1つのポイント 6日目の移動ですが、氷河急行の乗車に際し「予約は必須」なのですが(トーマス・クック 及び SBBも予約必須マークが入っています)、日本の発券機では今回のようなアンデルマット-サン・モリッツのような予約はできないため、アンデルマットからの乗車を希望する場合には氷河急行区間を行く「普通列車」 「氷河急行の乗車」を希望する場合にはシュピーツ⇒ブリークというルートを取ることになります。ブリークカラであれば予約が取れます。 んで 1つ前で述べた宿泊地ですが、アンデルマットを目指す場合でもブリークを目指す場合でもインターラーケンが基点になるようなので(SBBの検索)、アンデルマットからの場合には「朝が早い」のですよね。 ただ、インターラーケンのホテル街はインターラーケン(西=West)駅側にあるので、アンデルマットへのルートを選択した場合には1度(東=Est)に出る必要もありますが。 8日目の宿泊地ですが、翌朝のフライトの時間にもよりますが完全なる観光者向けの街とはいえないフランクフルトにこだわるのではなく、例えばフランクフルト空港駅へも停車するICEの停車駅になっているヴュルツブルクに宿をとるのも1案です。 ここからであればフランクフルト空港駅も1時間少々となります。 また、さすがに見本市情報までは負えていないのですが、9月から秋の見本市シーズンが始まるためもしかするとフランクフルト市街で見本市が開催される場合にはホテル代が異常に高くなります(影響度は見本市の規模にもよりますが、ものによってケルンやデュッセルドルフの見本市が影響を与えることもあります...) そして肝心の鉄道パスですが、この旅程の場合 ユーレイルセレクト1等セーバーパス(25歳まではユース料金あり 但し、セーバー、1等設定はなし)で 選択国:フランス、ドイツ&スイスとなります。 日数は希望の旅程であれば5日間用 8日目の宿泊をフランクフルト空港から離れたところであれば6日間用(ただ、両者の差が4,000円ほどなのでフランクフルト宿泊にして、翌日の空港行きで6日目を使い その時の切符を購入する手間を省く というややブルジョワ的な考えもあります..... うーんでもやはりこれは高いな...) それから以下の追加料金が必要となります。 座席指定:パリ-レンヌ レンヌ-パリ パリ-スイスのTGV&氷河急行 ユーレイルパスへの追加料金発生区間:ブリーク-アンデルマット-ディセンティス&インターラーケン-グリンデルワルト 後者2区間についてはスイス/スイスフレキシーパスといった「スイストラベルシステム」が販売元のパスは追加料金が不要ではありますが、今回はパリ-レンヌの往復もあるのでセレクトパスですね。 そろそろTGVの予約も開始されるのでまだまだパスホルダー料金に余裕があると思われます。