09/06/07 16:21

安全対策もお忘れなく

私もパスポートのコピーを持参します。パスポートはホテルのセーフティーボックスに預けるか、無ければ持ち歩かずスーツケースに入れて鍵をかけます。カラーコピーを3部。1部はパスポート・チケット類と共にホテルに保管。1部は予備として手荷物の中に。そして、1部は小銭入れの中に畳んで入れて持ち歩きます。
理由は、パスポートを常時携帯するのは危険(すられる・落とす)。次に、カード使用時にパスポートの提示を求められることも多くなったのでその代わり(例えば、地元のCoop、私たちは明らかによそ者です)。デパートでの免税手続きの際はパスポート(原本)が必要で、商店での免税手続きの場合はケースバイケースですね(当然、原本があれば問題なし)。でもそれほど高価なものは買わないし、(きちんとした身なりをしていたので)マドリッドやトレドではカラーコピーで過ごせました。
尚、警官風の人から人通りの少ない裏道で(麻薬事件があったとか、偽札事件があったとか言って)パスポートや現金の提示を求められたり、また、知らない人から高額紙幣やコインの両替を求められるような場合は、その人は99.99%「どろぼう」です。

特に女性によく見られる(小銭・紙幣・カードなどが)全部入った大きな財布。これを堂々と開くのは、スリから見ると「カモ、カモ、エブリバディー」で、ジプシーや悪ガキから狙われるとても危険な行為です。小銭・小額紙幣・パスポートのコピーなどは、ポケットからすぐに出せるような小さな財布に入れ、まとまった現金やカード類は、それこそバックの中やボタンの付いたズボンのポケットに入れて下さい。これも当然ですが、バックは(ひったくりを考慮して)たすき掛けが基本です。また、泥棒は後ろにピタッと付いて来るので、ジーンズの後ろポケットに財布を入れて歩くのは「どろぼうさん、持って行って」という危険な行為です。

こんなに書くと旅の楽しさが削がれますが、日本から出たら「身を守るのは自分自身」で、被害にあってからでは遅いのです。逆に言うと「被害にあった人を海外でたくさん見ています」。
そして、悲しいかな被害にあった場合は、必ず警察に行って被害届を出して下さい。仮に言葉が喋れなくても、警察にはブラックリストがあって、写真の中から犯人を捜し出すこともできます(悪いやつは一度や二度の犯罪ではありません)。尚、自分が何を盗られたか解らないけど「盗られたことは確か」、というのでは警察も困ります。被害に合わないのが一番です。宜しくお願いします。(USRさん、警察の回し者ではありません。念為)

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