普通は難しいブダペスト+ドブロヴニク周遊 欧州は軒並み日本人訪問数が激減しているなか、唯一伸びているのが、 クロアチアです。世界的にも、マカオ、韓国とこの国くらいでしょう。 増えているのは。しかし、いかんせん交通の便が悪い。とくに鉄道と航空機。 (2)は何とも言えない。とくにクロアチアは、離れ小島みたいな 場所(ドブロヴニク)があったり、交通の便が悪かったりなので、 具体的に何処に行くかによって異なります。(3)はプロに頼んだほうが 手取早いでしょうが、恐らくほとんどないと思います。交通の便さや、 ホテルの確保などが難しいからでしょう。 (1)ですが、そもそも就航しているエアラインが少ない。 主要空港はロンドンではガトウィックから(LGW-DBV)、 BAとOU。すなわち、日本からロンドンに英国航空で飛んでも、 使えるのがBA2882とBA2884。しかし、前者は朝で、後者もLGW 1645なので、 日本からの便では同日接続は不可。 パリ、アムステルダムとローマはOUだけです。エアラインが異なるので 無理でしょう。ヘルシンキからSKというのもありますが、AYではないので、 これも無理でしょう。 OUがスターアライアンス加盟であるという点と、ドイツオーストリアは中欧、 東欧に強いという点からも、ルフトハンザかオーストリア航空を使って、 フランクフルトまたはウィーン経由が唯一あり得るチケットだと思います。 すなわち、NRT-FRA-DBVが往路。復路はBUD-FRA-NRTとか。 OSならば、NRT-VIE-DBV、DBV-VIE-NRTで、ウィーンから陸路ブダペスト。 DBV-BUDは就航していないなど、国内移動および国外との接続が難しいのが、 この国の特徴。 (4)は旅のスタイルに依存するでしょう。 その前にスーツケースですが、これは巨大な例の四輪で、何故か日本人は ベルトをして、転がすもののことでしょうか?それとも、小さいものは 機内持ち込み可能で、キャリーバッグとか呼ばれるタイプなのかで異なります。 まず、文字通りのスーツケースは個人旅行には極めて不向き。例外は、 移動をしない、してもタクシーで空港とホテルとの間だけのリゾート滞在や、 コンサートや高級レストランでの食事、または重要な会議などが主目的の場合。 スーツケースは他人が運ぶもので、自分で運ぶものではないと思ったほうが 良いでしょう。 キャリーバッグとなると話は変わります。移動が少ない旅や、外見を重視する (良いホテルに泊まるとか)のであれば、これでしょう。でも、バスを乗り 継いで、国境を越えて、山道を歩いて・・・なら、お荷物です。 ブダペストとドブロヴニクだけで、しかも移動は空路のみでホテル滞在型 ならば、スーツケースもありでしょう。