8)パリ・ブローニュの森のバガテル公園 以前、バガテル公園のバラがきれいだと何かで読んだ気がしたので、思い立って、行ってみることにした。 公共交通機関は、ポルトマイヨから244番のバスで、Bagatelle Pre Catelan 下車となっている。 バスって、どこをどう通るかわかりにくいし、場合によっては歩いてもいいか、と思って、 地下鉄でポルトマイヨに向かった。。 地下鉄1号線で凱旋門のあるシャルルドゴールエトワールまで来ると、 停電で電車が停まってしまい、車内が暑くなってきたので、 凱旋門のある地上に出て、ポルトマイヨまで歩いた。 ポルトマイヨって、バス停が散らばっていて、どれが244番のバス停かわかりにくい。 (歩いてきたので、バス停のある地区から離れてしまった模様) ままよ、このまま歩いて行けばいいや、と、結局2.5kmぐらいを歩いた。 バガテル公園って、南北1.5km、東西600mぐらいあって、入り口は、南北の中間程度のところだった。 中は、よく整備されていて、大木の日陰が涼しい。 入り口に、簡単な見取り図があって、バラ園らしきものが2カ所記されている。 これをカメラにとって、拡大して画面で見ながら、歩いていったところ、 バラが多く植えてある場所に出たが、それほど大規模なバラ園ではなかった。 それと、時期が早かったせいか、開花は30%程度だった。 (ここの木の満開は、6月10日ぐらいかもしれない) 別のの入り口のところに着くと、案内所があって、若い黒人女性が座っていた。 バラはどの辺りですか、と尋ねると、 「rosiers? (rosierは仏語でバラの木のこと)左のすぐそこです。」 というので、左側をさんざん探したが、バラの木はなかった。 代わりに、幅3m長さ80mぐらいに渡って、芍薬が満開で、美しさを誇っていた。 単色だけじゃなくて、霜降りとか、妻紅のようなのとか、色変化がいろいろあって、大変きれいだった。 絵を描きに来ているおばさんなどもいて、夫婦ずれなども、花を愛でていた。 芍薬は見事だったが、案内のお姉さんが指さした左の方にはバラはなかったよ。 まさか、案内係なんだから、バラと芍薬の区別がつかない訳じゃないよね~。 結局、バラは、最初に見た北側の一角に広がるところだけらしかった。 でも、この程度の規模なら、日本でもちょっとしたバラの公園などにはありそうな気がする。 庭師さんが苗木を植えたり、スプリンクラー散水している箇所とか、公園の手入れはかなりされていた。 入場無料なのに、パリ市は、こういう方面に相当お金を使うんだね。 立木にあわせた灌木の植え込みとか、芝生の配置とか、遊歩道、ベンチなど、感じのいい公園だった。 ブローニュの森の部分より、手入れされています。気分がのびのびしそうな場所だった。 帰りは、244番のバスで、ポルトマイヨまで戻ったけど、2km程度だから、5~6分でした。 行く場合は、以下のバスの路線図を参考に。 バスは、ガイドブックなどの地図に出ている Allee de Longchamp という直線道路沿いに走ります。 http://www.ratp.info/picts/plans/gif/bus_banlieue/200/244.gif