ミラノからパリに移動する途中で手軽にスイス観光できるコースを教えてください。

エンガディン地方

トピ主さんの、「ミラノからパリに移動する途中にスイスで1泊するか，あるいは，半日だけで手軽にスイスアルプスのよさを体験できるようなコース」ということであれば、ぼうふらおじいさんが３でお答えになっている、「ツエルマット１泊 、ローザンヌ等からTGVでパリへ 」というコースがベストでしょうし、また、これ以外には考えられないと思います。
ただ、トピ主さんがベルニナ線やサンモリッツという地名をあげておられるので、エンガディン地方に興味をお持ちなのかとも思い、このトピックスに参加させていただきました。

ツェルマットの魅力は、一言で云うと高山の魅力ということに尽きると思いますが、このエンガディン地方の魅力は、山と森と湖と、そして点在する村の姿にあると思います。実に心の安まる、穏やかな風景です。（ ピッツ・ベルニナ 4049mを始め高い山もありますが。）

ミラノからこの地方に入るには、時間のかかるベルニナ線以外に次のルートがあり、ベルニナ線と同じように素晴らしい風景が広がります。

ミラノ中央駅からティラーノ行きの列車に乗り、途中のコリコ Colico で乗り換え（接続よし）、終点のキアヴェンナ Chiavenna まで行きます。ミラノから２時間１２分です。途中コモ湖の美しい風景が広がります。
キアヴェンナ駅からサン・モリッツ行きのスイスのポストバスに乗り（接続よし）、ブレガリア谷 Val Bregaglia を上っていきます。マロヤ峠まで標高差1500mを上りきると、山と森と湖の風景が開けます。サン・モリッツまで1時間４３分です。

宿泊はサン・モリッツではなく、手前の、湖の畔にあるシルス・マリア Sils Maria がよろしいかと思います。かつて、ニーチェが晩年滞在した村です。（ニーチェ記念館があります。）

馬車でフェックス谷に行き、料理が美味しいと評判のホテルで食事をしたり、近くのスールレイからケーブルでコルヴァッチに上り、ピッツ・ベルニナなどの展望を楽しまれるなどしてのんびりされるとよいでしょう。

現在の時刻表で検索すると、ミラノ中央駅 08:20 発、シルス・マリア着 12:26 です。

翌日はサン・モリッツまで出て、クール Chur 経由チューリヒに行き、チューリヒからTGVでパリへ向かうことができます。

時間のかかるコースであり、ご要望にはそぐわないとは思いますが、こんなコースもある（特にベルニナ線以外に）ということをご紹介したく余計なことを記してみました。


以下、このトピックスとまったく関係ないことを書きます。

マルコポーロ３さんと他の方との間で、トピ主さんそっちのけで、この掲示板に相応しくないやりとりがあり、削除騒ぎになっているようです。新参者として心が痛みます。
このトピックスの、ぼうふらおじいさんのレスポンスはユーモアがあって素晴らしいと思います。こんな感じで「バトル」をやっていただけるとうれしいのですが。

かなりの大回りになるのではないかと心配しています。

早速の回答，ありがとうございます。
>>サンモリッツ泊のあと、チューリヒ、ルツエルン経由ゴールデンパス（東半分）でインターラーケン経由

とのことですが，かなりの時間がかかるのではないかと心配しています。
列車にのっている時間はどの程度なのでしょうか。
よろしくお願いします。

Re: ミラノからパリに移動する途中で手軽にスイス観光できるコースを教えてください。

neltonさん

高い展望台へあがってもよほどのことが無い限り重い高山病にかかる心配はなく、軽い頭痛程度でそれも深呼吸をしながら少し静かにしていれば直る程度です。　それと岩登りをするのでもなければ装備も要りませんがまあご家族の皆さんの総意が１泊ならツエルマットで一泊が良いのではないでしょうか。移動に要する時間は本来通る経路から往復２時間分程度の寄り道です。　

ゴルナグラードへ上がればマッターホルンだけでなくモンテローザの氷河と山・・４千メートルが楽しめます。

パリへのTGVはローザンヌ、ジュネーブ、バーゼル、ベルン何処からでも乗り換えられますので時間帯に寄っての選択が出来ます。

沿線風景ということでシュピーツまで出てゴールデンパスラインでモントルー経由ローザンヌからTGVもありますがこの場合は乗換えが３回増えますのでご家族の皆さま分の荷物の積み替えがもしかすると苦情の対象になりかねません。シューピーツへ出るのに旧線のBLS線経由が良いという意見もあるでしょうが所要時間は１時間ほど増えブリーグでの乗換えもやや動線が長くなります。

ティラノ、サンモリッツ、氷河急行周りとなると実質１２時間以上の乗車時間が増えるとなると、列車に乗るのが好きというのでもない限りいかがなものでしょうか。

スイス立ち寄りにポイントを置かないのなら、ツエルマット１泊が無難なところではないかと存じます。

誤解？

>アルプスの高い展望台に行くとなると，装備などで荷物が増える。
>高山病の心配がある。

まったくの杞憂と存じます。
自力で登山をするわけではありません。
電車で行くだけです。

ユングフラウヨッホまで行くと氷河が目前ですので寒いと思いますが、広い建物の中は暖かいし、晴れていれば外に出る場合でもセーターにウインドウブレーカがあれば、しばらくは問題ありません。
駅舎に続く、氷の宮殿はさすがに寒いです。

昔、5月の初めにクライネシャイディックで和服姿のご婦人を見かけました。
そういう私も出張の移動中だったので、スーツにネクタイ姿でしたが・・・