5)食事その2 つまみのオリーブの漬け物 料理を待つ間、おつまみとして小鉢に小さなオリーブの漬け物が出た。種を出すガラス鉢も並べられた。 そのためのフォークなどは出てこない。さて、どうやって食べるんだろうかと思い、給仕人に、これはどうやって食べるのか聞くと、「刺して(ピックして)召し上がりますか?」と逆に聞かれた。「ウイ」といったら、爪楊枝を持ってきて、「取ってください」というので、1本取って、それで食べた。 このやりとりから察するに、爪楊枝は正式の食べ方じゃなさそうだった。 次に入ってきた客はどうするのかと見ていたら、指の先で軽くつまんで、食べている。でも、あれだと、ナプキンで拭いても、指先がすっきりせず、あまり気持ちいいもんじゃないね。 数日後、ベルギーのブルージュのレストランで、料理を注文したら、またつまみにオリーブの漬け物が出た。どうしようかと思ったが、このときはテーブルの食事用の大きいフォークの端で斜めに軽く刺して食べた。 しばらくすると、ベルギー人らしい夫婦が私の隣のテーブルに着いた。 夫婦は、私と同じセットメニューを注文したらしい。オリーブの漬け物が出た。ご主人は、それほど好きじゃないらしく、2~3個つまんで食べたが、後は、全部奥方にあげてしまうようだった。奥方は、めっぽうオリーブが好きらしく、次々指でつまんで食べて、全部食べてしまうと、最後に、指を口でしゃぶって塩分を取り、ナプキンで拭いた。 (え~っ、あんなこと日本じゃ食事のテーブルではしないことだよ~。) 後日、知り合いのフランス人にこのことを尋ねたら、アペリティフのオリーブは、指でつまんで食べるのが標準だと言うことだった。 でも、乾燥したものはいいとして、濡れたものを指でつまんで食べるなんて、最初見たときは、ちょっと驚いたね。
ニース風サラダに 黒いのと緑のが、各々6粒くらい乗っていました。 慣れると癖になる味かと思いますが、やはり種が難点ですね。
Re: ニース風サラダ salade nicoise ひろびろさん レスありがとうございます ニース方面でのサラダニスワーズや、オリーブの漬け物には、実の小さい品種が主流ですね。 種も取ってないから、大きな口でほかのものと一緒に口に入れると種を出すのが難儀ですね。 ほかの料理では、大きめの実で種を取って貫通穴の空いたものが使われている例を見ます。 たぶん、実の小さいこの品種が、味はいいのかも知れません。
オリーブの漬け物 コリコリとしているオリーブの漬け物、 それはフランスプロヴァンス地方で食べられている、「オリーブカッセ」ですね。
オリーブカッセ kiya さん レスありがとうございます カッセ (casse 最後のeにアクセント記号)というのは、壊す、割る、の意味だけど、 レストランで出たのは丸いままだし、 des olives cassees として売っているものも、ネットで見ると丸いままで なぜそういうのか、少し検索してみました。 家庭で漬けるときは、木槌で軽く打ってひびを入れてから漬けるのがいいと書いています。 漬ける液のレシピは、丸いままのものとあまり変わらないようなので、 たぶん、よく液が浸透するためなのでしょう。 (丸いまま漬けるレシピなども個人ブログでは、盛んに紹介者されています。 ひびを入れなくても、それでもolives casseesだそうです。) 個人のブログから、ひびを入れた オリーブカッセ http://aioli.over-blog.com/article-23078646.html 全部一個一個打ってから漬けました、なんて書いてあります。↓ http://blog.marmiton.org/blog/seeone_299157_7065273/Ma-cuisine-tres-simple/olives-casses
オランダでも同じです。 手で食べる。こちらでも常識・・・もっとも楊枝が出るところもあります。